非Aの傀儡 の商品レビュー
「非A」シリーズの二作目。一作目の引きが二作目に続くだったが、その引きをぶん投げての展開。予備脳という追加の脳味噌を持つ超能力者ゴッセンは地球と金星を狙う宇宙帝国に対抗していくのだが、その途中で人格の入れ替わりが起こってしまう。入れ替わった先の肉体のひ弱さに戸惑いつつも、帝国の陰...
「非A」シリーズの二作目。一作目の引きが二作目に続くだったが、その引きをぶん投げての展開。予備脳という追加の脳味噌を持つ超能力者ゴッセンは地球と金星を狙う宇宙帝国に対抗していくのだが、その途中で人格の入れ替わりが起こってしまう。入れ替わった先の肉体のひ弱さに戸惑いつつも、帝国の陰謀を阻止すべく動くのであった。 前作の設定を半分以上書き換え、規模も宇宙(銀河)レベルまで広がり、サスペンスから活劇風味の作品になっている。難解さは減ったが、最後の唐突さはヴォークトならではなのか。
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前作よりも、飛び飛びの展開がなくなった分 すごく面白い作品になっています。 しかしながら、そうであっても とびはしないけれども、人間が完全に 別物になっている部分が見受けられるので そこのところは要注意です。 再び起こった危機を救うため、 自らの招待を悟ったゴッセンが 再び宇宙の脅威と戦う物語。 今回の敵は、ゴッセンと互角の 敵で、敵のわなにまんまとはまり 思わぬ事態へと招かれてしまうのです。 終盤の敵の正体が割れて、 滅ぶまでの文が見所です。
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そして二巻目の非Aの傀儡。 もちろんこちらも難解なところがあり、ずさんに思える 箇所も少なくはないのだが、それがまったく気になら ないほどの魅力に溢れている。素晴らしい。 最後の最後になっても明らかになってないことは未邦訳 のNull-A3に書かれているのだろうか。原書はさすが...
そして二巻目の非Aの傀儡。 もちろんこちらも難解なところがあり、ずさんに思える 箇所も少なくはないのだが、それがまったく気になら ないほどの魅力に溢れている。素晴らしい。 最後の最後になっても明らかになってないことは未邦訳 のNull-A3に書かれているのだろうか。原書はさすがに 手を出しにくいしなぁ(^^;
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ストーリーがぶっとびまくりで脈絡がつかみずらかったけど、 世界観がもろ好みなのでいっきに読めた。 これって映画化されてないのかな。 見たいな。
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非Aの世界がけっこう面白かったので、旅行先の池袋ジュンク堂で買ってよんだ。これもけっこう面白かった。
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地球と金星を救い、自らの出自を知った<非A>人ゴッセン。更に巨大な陰謀と、ゴッセンすら駒として操る<棋士>の存在を感じながら、新たな能力を身に付けたゴッセンは再度戦いに身を投じる。傑作SFの続編。相変わらず難解ですが、面白さも変わらず。
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