博士号とる？とらない？徹底大検証！ の商品レビュー

白楽ロックビル(林正男)(著者)

2009/10/14

生物系学生を対象に、博士号を取るか取らないか、という視点から、日本における生物系研究者の状況などをわかりやすく書いた本。2000年に書かれた本なので若干情報が古い感は否めないが、学部学生のうちに読んでおくと良いことがたくさん書かれていると思う。

2009/10/04

2008/11/20
『博士号は絶対取る。これは強くお勧めする。』とあるが，なぜ博士号を取るべきなのかきちんと根拠が示されていない点が不満。『取らないで損をするのはあなただから』と述べているが，具体的にどう損をするかが知りたい。海外で研究するなら博士号を取らなければ研究者として見てもらえないとは聞く。では，日本の企業で研究職になる場合に博士号を取るメリットはあるのだろうか。論博が無くなっていく方向にあるので，企業就職後に博士号を取るチャンスは減っていくと思うが，博士号をもつ場合と持っていない場合でどういった差が出るのか，ということが気になる。

2009/10/04

何回もうめきながら読んだ本。博士号というのはかなり重いものなのに、こういう本が出てなかったのは誰もが避けてきたためなのかもしれない。そういう意味で痒いところにまさにピンポイントに手が届く本。学者特有の固さがなく（というかなさ過ぎですよ、ハクラク博士）必要なことをしっかり書いてくれている。それでバッチリ決まったかって？いや・・それは・・