ママには言えない の商品レビュー
最後までつらい 願っても・頑張っても 裏切られてしまう それでも愛さずにはいられない これほどまでに救いはないのか
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※このレビューにはネタバレを含みます
母親は『残酷な神が支配する』のサンドラと似たタイプで、自分の幸福と理想の家庭のために子どもを生け贄にする、見て見えないふりをする傍観者かつ共犯者。実父なところが更に闇が深いと思う。 裁判にもなるが、トニが周囲の人々に阻害され居場所をなくし、自殺を図る場面はとてもつらい。 この父はやたらハンサムだと形容されているのだが、同じ英国のバンド、ロストプロフェッツのイアン・ワトキンス(幼児性的虐待)を思い出す…。
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「嘘であってほしい」と、唯願いたくなる。 父親に性的虐待を受けながら、母親にも裏切られ続けた少女の 過酷な半生について綴られた本。 父親の子どもを身ごもり、堕ろし、二度と子どもを宿せなくなった彼女に 世間はひたすら冷たい。 ほんの数十年前、イギリスでもこんなことがあったのだ。 カ...
「嘘であってほしい」と、唯願いたくなる。 父親に性的虐待を受けながら、母親にも裏切られ続けた少女の 過酷な半生について綴られた本。 父親の子どもを身ごもり、堕ろし、二度と子どもを宿せなくなった彼女に 世間はひたすら冷たい。 ほんの数十年前、イギリスでもこんなことがあったのだ。 カミングアウトし、描ききった彼女の強さを思った。 こういう物語が、リアルに世界中で日々展開されているはずだ。 私の目に触れないだけで。 それを思って、居ても立ってもいられない気持ちになる。
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実際にあった、少女時代父親に虐待された体験記 背筋が凍るほどの恐ろしい体験が生々しく記されています 少女時代から父親に強いられてきた性行為の数々… それでも勇気を出し、周囲に打ち明けた著者は本当に勇敢です そしてその辛い少女時代を送りながらも 今その体験を書物にした著者の気丈さは...
実際にあった、少女時代父親に虐待された体験記 背筋が凍るほどの恐ろしい体験が生々しく記されています 少女時代から父親に強いられてきた性行為の数々… それでも勇気を出し、周囲に打ち明けた著者は本当に勇敢です そしてその辛い少女時代を送りながらも 今その体験を書物にした著者の気丈さは素晴らしいもので 心打たれました
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