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自衛隊の情報戦 の商品レビュー

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2024/06/23

筆者が陸自情報部隊にいた際に発生した、よど号ハイジャック事件、金大中拉致事件を振り返る本。現代のVIVANT的な話ではないので注意。

Posted byブクログ

2009/10/04

1921年生まれ。陸軍士官学校卒であり、戦後は、陸上自衛隊の陸将となった著者によるもの。 在ソウル大使館防衛駐在官や陸幕第二部長という情報分野の経験を振り返りつつ、国防と情報のあり方を語る。 文章は大変読みやすく引き込まれる。 書中、情報についての具体的な事例の二本柱は、「よ...

1921年生まれ。陸軍士官学校卒であり、戦後は、陸上自衛隊の陸将となった著者によるもの。 在ソウル大使館防衛駐在官や陸幕第二部長という情報分野の経験を振り返りつつ、国防と情報のあり方を語る。 文章は大変読みやすく引き込まれる。 書中、情報についての具体的な事例の二本柱は、「よど号ハイジャック事件」と「金大中拉致事件」である。 よど号が迎撃されることなく着陸できるまでに、どんなことがあったのか・・・。 金大中拉致事件の真相は、いまだ明らかになっていないが、KCIAと陸幕が関与しているとの説がある。 映画『KT』も、こうした説が映画化されたものであるが、映画を見てからこの本を読むのもよいかもしれない。 KCIAの日本でのカウンターパートは、警察庁であり、自衛隊の韓国側カウンターパートは国防部であるということから、このような説は成り立ち得ない。 というのが、著者の見解である。

Posted byブクログ