ハグタイム の商品レビュー

パトリックマクドネル【作】,覚和歌子【訳】

2024/04/12

愛や信頼を淡くやわらかく描いたお話。
会えるかな？と不安になる気持ち、よくきたね、と言ってもらえる嬉しさ。ジュールはひとりで旅をしているけど、世界はみんなをいつでも包み込み受けいれている。
出会ってから何度も読み返してきたとても大切な本です。

2020/05/07

これはもう可愛いだろう、と思っていて、可愛かった。
イラストが思ったより、甘すぎなくて、いろんな動物たちも写実的に描かれていて、あとハグリストをつくるところとか、現実的なところもあって、おもしろかった。

小さな飼い猫のジュールが旅にでます。世界を丸ごと抱きしめるために、まずは近所の中のいい動物たち、船に乗って海へ、アフリカへ、南極へ。それぞれの国の動物たちとハグをただするだけ。
「それで世界が平和になるわけ？」という、飼い主の女の子の問いかけも可愛らしい。ジュールはとにかくハグしていきます。世界は果たして変わるのか？さあ、今日からハグを。その目で確かめてみて下さい。

2013/02/11

日本人にハグというものはあまり馴染みがなく、恥ずかしかったり照れ臭いかもしれませんが、嬉しい時や寂しい時に大切な人をぎゅっと抱きしめると、温かくて幸せな気持ちになれるという事だよと教えてくれます。

世界は広くて狭い。
大切なモノは以外と近くにあるのです。

大切な人にプレゼントしたい本です。

2012/12/14

　＜3歳～大人までおすすめ＞

　～だいじなひとを　ぎゅっと　だきしめよう。
　　　　きみにとって　そのひとが　どんなにだいじか　つたわるように～
　　　　　　　　　　　　　　　　　　（絵本のカバー表紙裏より）

　子ねこが世界をまるごと抱きしめたいとたびに出るお話です。自分よりも大きなクジラのこともハグします。ジャングルにも言って最後は北極海。でも、そこで･･･。読み終えると心があたたかくなる1冊です。親子で読んだ後にぜひハグしあってほしいなと思います。

2011/08/25

世界中にハグを届ける。抱きしめられて、人の温かさを感じる。抱きしめて、優しくなれる。ずっとずっと、大切にしたい本。大切な人に贈りたい本。

2011/04/17

目と目を見て話すみたいに、何かに共鳴したらハグってくらい、ハグの存在をラフに。
きっとあたたかい。

2010/01/01

ちっちゃな本なんです。
子猫のジュールは、ちっちゃな体に〈愛〉がいっぱいつまってるんです。でね、その〈愛〉を世界中のひとにわけなきゃって、「ハグリスト」をつくって、だれかを忘れちゃったりしたらたいへんだからって、「ハグリスト」はなんどもチェックしてから、旅に。
近所の公園にも、アフリカにも、インドにも行くんです。
いろんな動物に、ハグするんです。ぎゅっ。てね。
でも、でも、北極（たぶん）に行ったら、いちめん雪と氷で。
〈ひとりぼっち〉って、こーゆーことか。さびしくなっちゃうんです、ジュールは。
そしたら、そしたら、後ろから声が…
「ハグ、いたしましょうか？」
↑ここで、スイッチ入っちゃいました。ぽろぽろ。ぽろぽろ。
だって、だって、「いたしましょうか？」なんですよ。
で、次のページの、ハグされたジュールのしあわせそ〜な顔に、もう…。

2009/12/30

優しい優しい気持ちになれる。

だれかをハグしてあげたくなります
大好きなひとにプレゼントしました。

2009/10/04

心癒される本です。
大切な人への贈り物としてもいいと思います。
私の場合、
“どんなにきみがすきかあててごらん”と同様、
ダンナから誕生日にもらいました。

ぜひぜひ
絵本が好きな方、
ほんのり幸せ気分になりたい方には
おすすめしたい一冊です。

2009/10/04

誕生日にもらった本。
めぐりめぐって愛が戻ってくるということ。
今まで頑張ってきていたのに、突然「ひとり」を実感した時
必ず誰かが手を差し伸べてくれるところはすごく共感した。
信じてきちんと何かをやっていれば、報われるんだよなぁ。