無法回収 の商品レビュー
不良債権が具体的にどのように処理されているのか。銀行の不良債権は、金融サービサーやRCCと呼ばれる国策会社に買い取られ、それらの会社が、買い取った債権の債務者から血も涙もない債権回収を行っている。不良債権処理における政策の安易さを浮き彫りにしている。
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『債権者・サービサーは悪だ!債務者を守れ!』的な、あまりに『債権者・サービサーは悪だ!債務者を守れ!』的な。何というか、これを読んで何かを学ぶ、とかではなく、『事実を曝け出す!完全ノンフィクション!』みたいな。何とも言えねぇ。途中で飽きた。
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サブタイトルは『「不良債権ビジネス」の底知れぬ深き闇』 帯には『第二の「サラ金地獄」が始まった!』ただ同然の「ポンカス債権」で連帯保証人まで根こそぎ絞り尽くし、再生名目で会社を乗っ取る。悪逆非道の「ハイエナ」たちが次に狙う滞納年金・税金・奨学金! とあります。 法務大臣の許可...
サブタイトルは『「不良債権ビジネス」の底知れぬ深き闇』 帯には『第二の「サラ金地獄」が始まった!』ただ同然の「ポンカス債権」で連帯保証人まで根こそぎ絞り尽くし、再生名目で会社を乗っ取る。悪逆非道の「ハイエナ」たちが次に狙う滞納年金・税金・奨学金! とあります。 法務大臣の許可を得て債権回収を事業として行う会社を、「サービサー」と呼びます。 弁護士の仕事をしていると、サービサーを相手に交渉することも多いです。 サービサーの現状・実態が書かれている前半は、私も知らなかったことが多く、大変勉強になりました。 後半はRCCとその取り巻きに対する批判が、これでもかと書き連ねられています。 前半だけ読めば十分で、後半は流し読みでよいという印象でした。
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RCCに対する告発が主眼であるが、内容的には薄く、針小棒大でスペキュレーションが多いので、なかなかすんなり読めなかった。「XXについては前作を見てください」みたいな宣伝以外の情報が皆無な記載も多い。現在、サービサーによる取扱債権額は207兆円、回収額は21兆円という巨大な市場にな...
RCCに対する告発が主眼であるが、内容的には薄く、針小棒大でスペキュレーションが多いので、なかなかすんなり読めなかった。「XXについては前作を見てください」みたいな宣伝以外の情報が皆無な記載も多い。現在、サービサーによる取扱債権額は207兆円、回収額は21兆円という巨大な市場になっており、それに伴い、回収困難な債権が増えてきている。そのため、年金や地方税の未納分、奨学資金の回収などにも手を広げようとしているんだとか。前書きにある、RCC以外の話は面白そうなのだが、、、
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