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「声」の秘密 の商品レビュー

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2020/08/30

人間が誰でも本来的に駆使している道具である「声」について、様々な切り口で解説し、意味付けしている。心理学・解剖学・言語学・文化人類学・児童発達学・ジェンダー論まで、切り口は幅広い。一時はメールによって「声」によるコミュニケーションが少なくなったが、スマートスピーカーの登場やコロナ...

人間が誰でも本来的に駆使している道具である「声」について、様々な切り口で解説し、意味付けしている。心理学・解剖学・言語学・文化人類学・児童発達学・ジェンダー論まで、切り口は幅広い。一時はメールによって「声」によるコミュニケーションが少なくなったが、スマートスピーカーの登場やコロナの時代になりビデオ通話等の機会が増えて、「声」の出番がむしろ多くなっている気がする。日常駆使している「声」について、コミュニケーション意外の観点でも見直して気をつけると良いかも。あと、個性を表すパーソナリティの語源は「ペルソナ」であり、これは per sona で、音を出すという意味もあるそう。つまり個性とは発言なのだと再認識。

Posted byブクログ

2018/07/27

声は、人物に対する考えまで変えてしまうとは驚きだ。 また国、文化が違えば受け取られ方の変わってしまう。 声は、アイデンティティ、私自身を表す一つであるとを自覚しもう一度自分とは何かを考えさせる本。

Posted byブクログ

2014/11/06
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

[ 内容 ] あらゆる人間関係に知らず知らずのうちに大きな影響を与えている私たちの「声」。 相手に好印象を与えるのも、話に説得力をもたせるのも、すべては声しだいだ。 本書は、この人間だけが使いこなしている最強の道具である「声」について多彩な視点から読みとく本だ。 文化や時代が異なると声の使い方はどう変化するのか? 赤ん坊の声から有名政治家の演説まで、知ってびっくりの具体例とともに驚きに満ちた「声の世界」へといざなう。 [ 目次 ] 第1章 声の生態(声が教えてくれること;声が生まれる仕組み;コミュニケーションを彩る「声の人格」;進化するヒトの声;母の声は強し;「母親語」は絆を育むメロディ;赤ん坊の声、恐るべし) 第2部 声を支配するもの(声と自分の複雑な関係;声に表われる感情;声の男女差;男性化する女性の声、女性化する男性の声;文化による声の違い) 第3部 声の温故知新(声の社会から文字の社会へ;人前での話し方はどう変わったか;テクノロジーは声を変える;声が盗まれ、失われるとき) [ 問題提起 ] [ 結論 ] [ コメント ] [ 読了した日 ]

Posted byブクログ

2011/12/29

体の4分の3を使っている。 過去の声の記憶とのすり合わせ。 感情を表す。 声はミュニケーションの情報として大きい。人は視覚的な情報ばかりみがち。 言葉の内容ではなく、声から感情を感じる。

Posted byブクログ

2009/10/07

雑誌の書評で見つけて本屋で立ち読み読破。 大学にあるような感じの本。声には昔から 興味あるので面白かった。

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