「孟子」は人を強くする の商品レビュー
革命の書と呼ばれ、吉田松陰さんも愛読してたとか。 机上の空論ぽく感じる事もあるが やはり道理に適った生き方をしようと思えた。 今、政治不安が蔓延する中で 今一度、読んでほしい孟子のエッセンスが詰め込まれている
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2008年刊。秋葉原無差別殺傷事件を機に執筆を決意したという元高校教師。1人1人の心の持つパワーの大きさに感動。 こんな先生に先生に学べた生徒たちは幸せだったと思う。孟子の思想を分かりやすい言葉で語りかける、さほど難しいことをするわけでなく、誰もが持っている良心に従って行動する...
2008年刊。秋葉原無差別殺傷事件を機に執筆を決意したという元高校教師。1人1人の心の持つパワーの大きさに感動。 こんな先生に先生に学べた生徒たちは幸せだったと思う。孟子の思想を分かりやすい言葉で語りかける、さほど難しいことをするわけでなく、誰もが持っている良心に従って行動することを推奨している。 人類は数万年、肉体的には大きく進化はしていないという。脳も同様。だから2千年前の人々と現代人の考えることにさほど違いはない。だからこそ古典を学ぶ意義がある。 意訳ということもあろうが、孟子は見事に現代の世界に当てはまる。一人一人のちょっとした心がけが世界の平和につながる。 特に若者向けにその可能性、未来に期待する視線はあくまで優しい。 本書の刊行から10年以上が過ぎても本書の重要性は変わらず大きい。 大きな感動に包まれ元気をもらえる一冊。
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慶應義塾高校教員の書。 孟子の主張 1.自己の確立と、馴れ合いの排除 2.革命の是認 3.民意の優先 人間は、社会に合わせて自分を無理やり変えるために生きているのではなく、自分が真っ当に生きられるよう社会を変えるために生きている。
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自らを愛せ、自らを許せ。人生の価値は結果ではなく過程にある。自分の中にある内なる善意を信じ、利他のために信条を貫ぬくエゴイストになれ、力ではなく、心で人と接し、一歩を踏み出せば、世界は変わる。仁義礼智を守ることを説く孟子はすごくきれいごとを言っているようだけど、こういう人がいなく...
自らを愛せ、自らを許せ。人生の価値は結果ではなく過程にある。自分の中にある内なる善意を信じ、利他のために信条を貫ぬくエゴイストになれ、力ではなく、心で人と接し、一歩を踏み出せば、世界は変わる。仁義礼智を守ることを説く孟子はすごくきれいごとを言っているようだけど、こういう人がいなくてはいけないのだと思う。 この本の良さは、単純に道徳を説くだけではなく、漢文の面白さを伝えていること。レ点が大事なのではなく、それを使って読むことで、何を言っているのかがわかるようになる面白さを考えて、漢文の授業を受けていればよかったと今更ながら後悔の念。 「大学」にもある、「物事をしっかり観察すれば、知識が豊富になる。知識が豊富になれば、意識は明白になる。意識が明白になれば、心が偏らない。心が偏らなければ、行動も穏やかになる。行動が穏やかであれば、家庭も和やかになる。家庭が和やかになれば、国も安らかに治まる」はいつまでも覚えておきたい言葉の一つ。
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[ 内容 ] 国も組織もガタがきて、何も頼れなくなった乱世の時代に、密かに甦る一冊の古典-それが「孟子」。 個人が一人の人間として生きていかねばならないときに、なぜこの本が思い出され、読み返されるのか。 かつて「孟子」は革命の書、変革の書として、為政者に恐れられた。 禁断の書「孟...
[ 内容 ] 国も組織もガタがきて、何も頼れなくなった乱世の時代に、密かに甦る一冊の古典-それが「孟子」。 個人が一人の人間として生きていかねばならないときに、なぜこの本が思い出され、読み返されるのか。 かつて「孟子」は革命の書、変革の書として、為政者に恐れられた。 禁断の書「孟子」を載せて日本に渡る船は、沈没するとまで言われたとい。 なぜそれほどまでに、「孟子」は権力者に嫌われたのか。 それは、民意を優先して革命を肯定する書だからだ。 本書は佐久流に読みやすく、わかりやすく訳した、まったく新しい「孟子」入門! 人生を改めて考え直したいすべての人の「救済の書」。 [ 目次 ] 序章 今なぜ『孟子』か? 第1章 心を見直す-こころは無限のフロンティア 第2章 人を育む-家庭と教育のありかた 第3章 社会と関わる-君が社会の主人公だ 第4章 政治を正す-王道政治の実現 第5章 世界を和す-世界平和への道 第6章 結語-誰もが世界を変えられる 付録 [ POP ] [ おすすめ度 ] ☆☆☆☆☆☆☆ おすすめ度 ☆☆☆☆☆☆☆ 文章 ☆☆☆☆☆☆☆ ストーリー ☆☆☆☆☆☆☆ メッセージ性 ☆☆☆☆☆☆☆ 冒険性 ☆☆☆☆☆☆☆ 読後の個人的な満足度 共感度(空振り三振・一部・参った!) 読書の速度(時間がかかった・普通・一気に読んだ) [ 関連図書 ] [ 参考となる書評 ]
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孔子と違った感じで、何千年も前なのに、混沌とした現代にも通じるものがありました。逆にまだ通用できるなんて、人は変わってないのでしょうね。
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