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属国の防衛革命 の商品レビュー

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2009/10/07

こっちに来てから出会った日本の総理大臣を目指す青年が教えてくれたのがこの太田述正さんのメルマガ・ブログで、以来ときたまホームページを覗いてはいたんだども、この本では彼の主張するところの大事なものは基本的にわかりやすくまとめている。 兵頭さんとゆう人は最近耳にするもののイマイチどん...

こっちに来てから出会った日本の総理大臣を目指す青年が教えてくれたのがこの太田述正さんのメルマガ・ブログで、以来ときたまホームページを覗いてはいたんだども、この本では彼の主張するところの大事なものは基本的にわかりやすくまとめている。 兵頭さんとゆう人は最近耳にするもののイマイチどんな人かわからないんであるが。 太田さんがおもしろいのは今まで考えたことのない切り口からいろいろ論じているから。この本が取り上げたのは日本が望んで米国の属国をやってること、自公→民主への政権交代がいかに日本の独立に寄与するか、戦前の米国の対外戦略と吸収されつつあるカナダとメキシコの話、インドの民主主義の実態、イスラム教の抱える本質的な問題、移民受け入れ歓迎論などなど。 メルマガやブログは目が疲れる上に読みにくいんだけど、こうしてわかりやすく本にしてまとめてくれるとめっちゃ助かる。 兵頭さんのエッセイもいくつかのってるんですが、どうもとんでも系とかオタクなのかなって印象を持ってしまって。最後の戦後の日本の軍事出版史なんかはおもしろかったですが。これから彼の著作にも注意したいと思う。

Posted byブクログ