パナソニック底力の秘密 の商品レビュー
中村社長からバトンを引きついた大坪社長の松下電器の改革について、松下電器社内の関係者へのインタビューも踏まえて書かれており、参考になる。
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開始:20081004、完了:20081005 パナソニック万歳みたいな本で負の視点を欠いている。以下、気になった言葉。真のパナソニックの「らしさ」、「強み」を追い続けた。大坪氏のビジョンは「モノづくり立社」。製造業の基本に戻り原点に回帰。欧米の企業でパナソニックと同じような規...
開始:20081004、完了:20081005 パナソニック万歳みたいな本で負の視点を欠いている。以下、気になった言葉。真のパナソニックの「らしさ」、「強み」を追い続けた。大坪氏のビジョンは「モノづくり立社」。製造業の基本に戻り原点に回帰。欧米の企業でパナソニックと同じような規模で広く深く家まるごと生活密着型商品を取り扱っている企業はなくなりました。リビングステーション、電工、西田美佐子氏。大坪氏、逆境は己を磨く天与の機会。各ドメインが新規事業に対する必要性を強烈に感じ、踏み出すようにもっていくリーダーシップがまず大事と考えています。成長の鍵はコミュニケーション。ビエラリンクは入り混じりの例。イタコナ、理論原価、ゼロカン。くらし研究所LivLa。白モノの省エネ、節水、静音、断熱など断然世界トップレベル。お客様のほしがるものをつくってはいけない。お客様の喜ぶものをつくりなさい。中国生活研究センター。松下精工→松下エコシステムズ、平田為成社長。平田氏の第一声、「精工魂を復活せよ!」だった。「脱却せよ!」といってもおかしくなかったのに。精工魂とは「やんちゃ。しつこい。石の上にも3年、決してあきらめない。成功するまでやる。まじめ。一本気。」「パナソニックの環境ビジネス分野を担当する分社としてパナソニックが要求する目標はどんなことがあっても死守して、責任を果たさなければなりません。売上、利益、世界シェア、それは自分たちが飯を食べるためにもしなければならないことなのです。」。「本業をしっかりやりながら、今日明日実らなくても、夢を大切にインキュベートしながらやっていこう」川北電気製作所。扇風機は冬季の赤字は夏に挽回します。冬ももうかるように「風ひとすじにやれよ」という松下幸之助氏の言葉をかたくなに守って、風中心に事業を極め続けた。その後、換気扇、除湿機、加湿器、空気清浄機、送風機、換気乾燥機、排水浄化装置、風力発電機、防霜装置、集塵システム...と無限大に広がっていった。20数年後、「こんなに広がっているのか」と幸之助氏はしばらく絶句して感慨深げに喜んだ。扇風機は今や1割以下の20万台。かつては300万台。時代の変化とともに「中小企業」の柔軟な適応力と機動性をみることができた。ところが生きている扇風機についてほとんどの大メーカーが撤退したなかで底打ちをしてかえって省エネの時流にのって復活の兆しがみえる。「風ひとすじ」が空気、水・土の浄化とさらに深くさらに広がることとなった。空気:トンネルの集塵換気や大ドーム球場の換気、形態電話の中継基地局用冷却ユニット...。水:産業用水の処理、地下水の浄化、大ビル屋上の排水緑化...。土:微生物の力を利用して土壌汚染の浄化する汚泥の削減。
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