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マリー・アントワネットの料理人(1) の商品レビュー

3.5

3件のお客様レビュー

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2013/11/02

タイトル通りの感じ。どちらかと言うとフランス雑学展開。料理も極端ではなく現代知識なら普通。こういいのは好き。

Posted byブクログ

2011/04/15

2011/03/26:コミックレンタルにて読了。マリーアントワネット時代の様々な料理が出てくるのは面白かったですが、技がどれも大げさな気が。

Posted byブクログ

2010/07/13

タイトルが気になったので、読んでみました。 18世紀の田沼意次時代に、彼おかかえ料理人の地位を捨て、外国に飛び出した小次郎が主人公という、荒唐無稽な設定です。 『おろしや国酔夢譚』風の話かと思いましたが、もっと独創的です。 彼はマリア・テレジアのお抱えシェフで、マリー・アントワネ...

タイトルが気になったので、読んでみました。 18世紀の田沼意次時代に、彼おかかえ料理人の地位を捨て、外国に飛び出した小次郎が主人公という、荒唐無稽な設定です。 『おろしや国酔夢譚』風の話かと思いましたが、もっと独創的です。 彼はマリア・テレジアのお抱えシェフで、マリー・アントワネットのお輿入れと一緒にフランス入りします。 すごい日本人もいたものですね!フランス語はどこで覚えたんでしょう。 しかも彼は、フランス人には思いもよらない日本独特の料理法(薄いゆばの調理法など)を駆使して、宮廷人を驚かせます。 将軍家の御鷹匠料理番という役の人がいたとは知りませんでした。 狩りでしとめたばかりのキジを、まったく血を流させずに切るとは、フランス人でなくても驚愕です。 小次郎はどんどん評判を上げていきます。 なんでもタルタルソースの名付け親も彼という設定のよう。 『美食礼賛』を書いたブリア・サヴァランとも知り合いになりました。 飛ぶ鳥を落とす快進撃ですが、おそらくこれからは宮中の政治陰謀に、アントワネットと共に巻き込まれていくのでしょう。 料理の蘊蓄もふんだんに取り込まれています。 マヨネーズとは、メノルカ島(現スペイン領)で生まれたマオン・ネーズと言われた調味料で、スペイン・イギリス・フランスが、その発祥国となるべく、島の権利を争っていたと知りました。 今やパリの朝食になくてはならないクロワッサンですが、これはもともとオーストリアがトルコとの戦勝記念に作ったもので、アントワネットがクロワッサンをオーストリアから持ち込んだとも知りました。 アントワネットは好奇心旺盛で民衆の味方として描かれています。 酪農や乳搾りが趣味だったとのこと。農家風のプチ・トリアノンを見てもうなずけます。 おもしろそうですが、ちょっと絵柄が好みではなかったのが残念。 あまりにそれらしく描かれているため、史実と脚色の境界線がかなり曖昧です。 有名な「パンがないならお菓子を」のセリフも、伝えられる状況とは違う使われ方をしていたため、あとであれはこの作品の創作だったかどうか、混乱してしまいそうな気がしました。

Posted byブクログ