COPPELION(1) の商品レビュー

井上智徳(著者)

2018/10/01

時は西暦2036年。東京は原発事故による放射能汚染で封鎖されていた。そんな死都・東京に3人の女子高生が送りこまれる。彼女たちの名は［ＣＯＰＰＥＬＩＯＮーコッペリオンー］。遺伝子操作によって生まれつき放射能の抗体を持つ、陸上自衛隊・第三師団所属の特殊部隊である。死都・東京で、生存者を探すコッペリオン。果たして、どんな運命が彼女たちを待ち受けるのか！？キケンな旅が今、始まる――！！（Amazon紹介より）

2018/02/18

この作品が東日本大震災前に書かれたものだと思うと考えさせられますね。たらればですが東電関係者に読んでて欲しかったと思うのは私だけではないはず。
また現実でも首都直下型地震や東南海地震、各地の火山活発化など今の日本はまだまだ色んな災害が起こる可能性があるので、あらためて防災意識を高めないとなと思いました。

2015/12/02

お台場にあった原発が大地震でメルトダウンして、廃墟になった東京が舞台。
これが2008年に描かれてるってことがすごい。
人間の弱さや愚かさ、しぶとさをつくづくと感じる作品。

2014/11/30

本作品の初版発行は2008年。東日本大震災が2011.3.11だから、福島の原発事故の前からこの作品は描かれていたわけだ。「大地震で冷却装置が停止してメルトダウン」って、見事に的中しているじゃん。
この作品は、東京都内で発生した原発事故から20年後、という設定のSFストーリー。遺伝子操作により放射能耐性をもたされた人間（＝コッペリオン）を、閉鎖された東京都のホットスポットに送り込み、取り残された人間を救助する話を展開する。第１巻から第３巻の途中までの「第一部」だけでも素晴らしいと思う。その後は、コッペリオン同士によるインフレ型のアクションバトルロワイヤルになってしまうので、４巻以降は読んでも読まなくてもいいかな。昨年度（2013年度）にアニメ化されているので、アニメを見た方が早いかも。コミックスはヤンマガKCにて現在21巻まで刊行中。

2014/07/21

これは・・・作者は予知夢を見たのではとおれは思った作品です。この１巻発売のときは東日本大震災まだ起きてなかった。下手すれば現実に首都東京がこうなっていたかもしれないと。

2014/05/03

アニメを観て読み始める。TVだと大分制限が入ってわかりにくかったが、原作の方が細かく描写されていてわかりやすい。

2013/10/23

[マンが芋] 原発が関連した本ですけど、普通におもしろいので読んでください。

佐賀大学 ： おいの巨人

2013/04/21

放射性廃棄物や原子力発電所の問題を提起するような
作品は色々とありますが、これはなかなか強烈。
ストーリーは、大地震によって原発事故が起こり
放射能汚染された近未来の東京が舞台で、
遺伝子操作によって放射能耐性を持った
女子高生達が活躍するという内容。

作者は当初、こんな事が起こらないように
という意味も込めて書いていたとか。
また、この漫画を書くにあたって
取材や研究も色々とされたらしく、
さらに東日本大震災＆原発事故の後というのもあって
そのシリアスな内容がよりリアルに感じられます。

そういうわけで
シリアスな部分が際立っているかもしれませんが、
読み物としても面白いです。

ちなみに初版が2008年との事ですが、
東電の原発事故が想定外なんかじゃない
という事も改めてわかります。

2012/09/08

大地震から原発事故が起き廃墟と化した東京。事故から20年後、無人のはずの都内からSOS信号が。送り込まれたのは特殊部隊・コッペリオン…

2012/09/02

福島の事故があっらから、本当に現実味があって、面白かった。まだ、１巻なので、なぜ？なぜ？が多い。これから１つずつ謎解きが楽しそう。