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見える化でわかる!プロジェクトマネジメントの進め方 の商品レビュー

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2011/06/15

本日ご紹介する本は、 プロジェクトマネジメントに 関わる本です。 ポイントは「見える化」です。 本書で取り扱うプロジェクトとは 「オーナー企業が、ベンダー企業に対して 何らかのシステムを発注する場合」 を想定しています。 ここで言う「見える化」とは 発注先、制作元、外注...

本日ご紹介する本は、 プロジェクトマネジメントに 関わる本です。 ポイントは「見える化」です。 本書で取り扱うプロジェクトとは 「オーナー企業が、ベンダー企業に対して 何らかのシステムを発注する場合」 を想定しています。 ここで言う「見える化」とは 発注先、制作元、外注先も含めて プロジェクトに関わる関係者が 背景、目的、品質、納期、コスト、所掌範囲など 必要な情報をしっかり共有している状態のことを 「プロジェクトの見える化」 としています。 プロジェクトがうまくいかない大きな原因のひとつに コミュニケーションの不足があります。 社内部門間でのコミュニケーション 社外とのコミュニケーション 共有すべき情報を明確に定義し、 どこと情報を共有すべきかも明確にした上で どのように情報を共有するのかを 考えていく必要があります。 もう一つのポイントは 「プロジェクトを経済活動としてとらえる」 ことです。 オーナー企業には「経営計画」があり それに沿った「要件定義」を行い ベンダー企業がその要件にあった 「価値創造」を行います。 オーナー企業は、その価値を取得し 運用します。 プロジェクトに関わる組織はこの流れを 把握しておく必要があります。 それから「見積提案の方法」について 避けたい方法 ①リスクを考えていない ②どんぶり勘定の見積もり ③根拠のない利益目標 があげられています。 耳の痛い項目があげられていますが、 我々のような仕事における 受注~製造、納品までの活動において 参考になる考え方が書かれていました。 ぜひ、読んでみてください。 ◆本から得た気づき◆ ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ プロジェクトを経済活動としてとらえる=プロジェクトが経済活動である限り、コストは重要 見える化=品質、納期、コスト、スコープ、責任等の情報をオーナーとベンダが共有すること 多くの失敗プロジェクトの主因はプロジェクトの「見える化」の不備 プロジェクト=既存の価値をうまく組み合わせて、新しい価値を創造する活動 受注が決まってから「あとでなんとかなる」=問題の先送りは望ましくない コストエンジニアリング=「見積ベストコスト創り」 避けたいプロポーザル=リスクアセスメントなし、どんぶり勘定の見積コスト、根拠のない利益目標 実績コストが見積コストを下回ったとしても、必ずしも「良し」とはならない ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ◆目次◆ 第1章 プロジェクトの「見える化」 第2章 「見える」プロジェクトマネジメント 第3章 プロポーザルの進め方とコストエンジニアリング ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ◆マインドマップ◆ http://image02.wiki.livedoor.jp/f/2/fujiit0202/8a1d91f0ec460dae.png  

Posted byブクログ