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もっと知りたい尾形光琳 の商品レビュー

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2件のお客様レビュー

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2016/02/07

尾形光琳のざっくりしたアウトライン.手頃な分量で絵画も多く掲載され,ところどころクラーズアップもされて詳しく説明があり,とても見やすくわかりやすかった.

Posted byブクログ

2012/01/31

(間借) ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー 【展覧会】 特別展 国宝 燕子花図-光琳 元禄の偉才- 主催:根津美術館 会場:根津美術館 2005年10月8日(土)~11月6日(日) 入場料:一般1000円 入場日:2005年11月05日(土) 絵師 尾形光琳 ...

(間借) ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー 【展覧会】 特別展 国宝 燕子花図-光琳 元禄の偉才- 主催:根津美術館 会場:根津美術館 2005年10月8日(土)~11月6日(日) 入場料:一般1000円 入場日:2005年11月05日(土) 絵師 尾形光琳 1658年 京都の裕福な呉服商の二男として生まれる。尾形乾山の実兄。 幼名市之丞,名は惟富・方祝・伊亮。 初め山本素軒に狩野派を学んだ。 のち俵屋宗達に深く傾倒。 姫路藩主酒井氏・江戸深川の豪商冬木氏の庇護のもとに制作をつづけた。 1701年 法橋の位に叔された。 (法橋:僧侶に準じて仏師・絵師・連歌師・医師などに与えられた称号。) 1704年 江戸に出て,深川木場に住んだ。 1716年 京都で没。58歳。 根津美術館の所蔵する光琳の国宝「燕子花図」が4年半の保存修復を終えたのを機に展示するということなので、国宝「燕子花図」だけの展示かと思い、余り行く気はなかったのですが、他の絵の展覧会場で、パンフレットを入手したので見てみると、光琳の他の作品も合わせて展示するとなっていたので、行かねば、とばかりに行ってきました。 会期終了間近だったのですが、さほどの混雑はありませんでした。割とゆったり見れました。国宝「燕子花図」は、あちこち色が剥がれ落ちていますが、綺麗になっています。(修復前の状態を知らないのですけど。)六曲屏風 一双。署名は、法橋光琳となっています。他の絵でも尾形光琳というのはありません。展覧会を見ている間、何故、法橋光琳なのか気になっていました。会場にも、パンフレットにも何も書いてありません。誰でも知っていることを僕だけ知らなかったようです。自宅に帰って、ネットで調べました。 法橋:僧侶に準じて仏師・絵師・連歌師・医師などに与えられた称号。 法橋は、苗字ではなく称号でした。光琳は、1701年に法橋という位をもらったということです。従って、法橋光琳という署名があれば、43歳以降の作品ということになります。 「孔雀立葵図」二曲屏風 一双、右の屏風には、二羽の孔雀が描かれています。先日旭山動物園で孔雀を見たのですが、それと較べると光琳の孔雀は、足がだいぶ長いようです。鶴と同じ感覚で孔雀を描いたのではないでしょうか?要するに、光琳は孔雀の本物は見ていないようです。左の屏風には、立葵が描いてあります。赤の花と白の花です。 「四季草花図」六曲屏風 一隻、四季の草花が一面に描いてあります。草の名前が分からないのが残念です。 「槙楓図」六曲屏風 一隻、東京藝術大学大学美術館、画面いっぱいに槙、楓が描かれています。根元にはキキョウが咲いています。屏風の縁には竹、笹、筍が描かれています。縁の竹は、光琳のものではなく、表具師のものかもしれません。 「白楽天図」六曲屏風 一隻、小舟に乗った白楽天が描かれています。舟が画面に対して横ではなく、ほぼ縦になっていますので、ちょっとびっくりしました。画面に動きが出るということでしょうか? 湖と思われるのに水面が波だらけというのは、ちょっと不自然ですが、これが伝統的日本画ということでしょうか! これが琳派ということなのかもしれません。 掛け軸も多数あります。墨画淡彩のもの、着色のもの、いろいろです。「牡丹図」「鵜舟図」「龍田山図」「武蔵野図」「寿老図」「大黒天図」「中村内蔵助像」等々。 「琴高仙人図」墨画淡彩、署名は方祝。水面が波立ち、鯉にまたがった仙人が水中から飛び出してきています。波頭が二重に描いてあります。どういう謂れの絵なのでしょうか? 「蔦図香包」金地着色、小品です。蔦の葉が描いてあります。好ましい絵です。 国宝「八橋蒔絵螺鈿硯箱」東京国立博物館、金箔・螺鈿が豪華です。箱の内側には、波模様が描いてあります。 弟の乾山と合作の焼き物もいくつか展示してあります。 尾形光琳をまとめてみることができました。

Posted byブクログ