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光合成とはなにか の商品レビュー

4.2

8件のお客様レビュー

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2020/12/23

自分のような全く専門外の人向けに、光合成に関わる基礎的なことや光合成の精巧な仕組みを理解させてくれる光合成の入門書。単に光合成についてだけに留まらず、光合成の役割を地球視点から見ることにより、地球環境問題に思いを馳せることができる。光合成の範囲内での人間の活動の必要性を実感。光合...

自分のような全く専門外の人向けに、光合成に関わる基礎的なことや光合成の精巧な仕組みを理解させてくれる光合成の入門書。単に光合成についてだけに留まらず、光合成の役割を地球視点から見ることにより、地球環境問題に思いを馳せることができる。光合成の範囲内での人間の活動の必要性を実感。光合成の知識が増えたことによって、植物の見方、世界の見方が変わると思う。

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2018/01/11

小さいけれど中味がぎっしり詰まって密度が非常に濃い。前書きに植物生理学の大学レベルの知識が得られるとあるが、満更嘘でもなさそう。とにかくものすごい情報量。すべて身に着けたらかなりものと思われる。

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2017/01/02
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2008年刊行。  光合成と同じ仕組みの工学システムができれば、エネルギー問題の相当の部分は解決するはずだ。  本書は、その光合成システムの化学的に説明するものである。  高校化学をほとんどやったことがないせいもあるかもしれないが、難しい、というのが正直な感想。もう一度アタックしてみたい。

Posted byブクログ

2014/05/04

光合成に関する本だが、共生説やアピコンプレクサ、呼吸の話など幅広く扱っている。ひとつの読みどころとしてはp.140あたりのルビスコと光呼吸のあたりではないだろうか。ルビスコは、二酸化炭素だけではなく酸素とも反応するらしい。残念ながらp.241から地球温暖化に触れられている。CO2...

光合成に関する本だが、共生説やアピコンプレクサ、呼吸の話など幅広く扱っている。ひとつの読みどころとしてはp.140あたりのルビスコと光呼吸のあたりではないだろうか。ルビスコは、二酸化炭素だけではなく酸素とも反応するらしい。残念ながらp.241から地球温暖化に触れられている。CO2温暖化論を擁護している内容ではないが、このようなインチキに触れるのはいかがなものかと思う。

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2013/07/30
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※このレビューにはネタバレを含みます

研究で人工光合成を扱うようになったのでそもそもの「光合成」って何?という疑問から購入。後々から聞くとその世界ではなかなかの有名書らしい(?) 光合成は植物内供での働きを見れば生物的な観点としても見れるし視点をマクロにすれば化学的な働きがあることもわかる。また気候変動の観点まで視点をずらせば科学全般ないしCO2吸収の炭素固定のような政治的な要素のキーワードにもなりうる。(実際政治を動かす人間が光合成の詳細まで把握しているとは到底思えないし必要もないだろう)基本的な要素から少し専門なことなことまで広く学びたい人向けの作品という認識。

Posted byブクログ

2012/05/15
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内容紹介 光合成を知ることは、生命を理解することだ 地球の生物を支える光合成は、実は動物の呼吸とほとんど同じ仕組みです。光合成を理解することで、生命の起源とその驚くべき精緻な仕組みを知ることが出来ます。 内容(「BOOK」データベースより) 地球のほとんどの生物を養っている光合成。葉緑体の中では、どのようなことが行われているのでしょうか。光合成の基礎知識を学びながら、光のエネルギーで生きることを選んだ「植物という生き方」を考えてみよう。 著者略歴 (「BOOK著者紹介情報」より) 園池 公毅 1961年生まれ。1988年、東京大学理学系研究科博士課程修了(理学博士)、理化学研究所ポスドク、東京大学理学部助手を経て、東京大学新領域創成科学研究科准教授。研究テーマは、光合成の環境応答。光合成に関する啓蒙活動にも力を入れており、ホームページ「光合成の森」においてさまざまな一般向けコンテンツの提供や、質問に回答するコーナーを設けるなどの活動を行っている(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

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2012/03/18
  • ネタバレ

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柵状組織が表、海綿状組織が裏にある理由とか、人間みたいに心臓ないのになぜ道管や師管が流れるかとか科学的なお話が、日常的・物語的世界観での切り口も与えられていて入っていきやすい

Posted byブクログ

2009/12/04

 語り口は軽いんだけど、言ってることが難解でした。。。  でも、専門のことをわかりやすく話すにはこれが限界のような気もします。

Posted byブクログ