ねずみとり の商品レビュー

アガサ・クリスティ(著者)

クリスティ作品の中で…

[文庫ＯＦＦ]

クリスティ作品の中で、戯曲化されて長い間演劇されたもののひとつです。マザーグースの調べにのって雪の中、山荘で殺人事件が起こるというストーリーです。この本では内容が台本のようになっているので、私は小説バージョンの方が読みやすくて好きです。有名な作品なので、クリスティ初心者の方にもおすすめです。

クリスティー得意技の…

[文庫ＯＦＦ]

クリスティー得意技のマザーグースのしらべにのって展開するミステリー劇です。結構人気もあって有名な作品ですね。クリスティーファンでない方にもお薦めです。

2024/08/20

「三匹の盲目のねずみ」の戯曲化。小説版には登場しなかった泊り客の女性を登場させている。もちろん原因となった戦時中の事件に関係ある。小説版を読んだすぐあと読んだのだが、やっぱりこれは劇場で生の演劇をみるといいのだろう。字で読む限りでは小説版のほうが緊迫感とスピード感があった。

1951発表　1952.11.25ロンドン・アンバサダーシアターで初演
1980.9.30発行　図書館

2012/04/30

オールドミスの殺害は、演劇らしく舞台が暗転して起こる。
その他、演劇ならではの仕掛けが散見

謎解きが短い。
その分、話の展開に時間がかけられていて、アガサクリスティーの作品にしては人物のキャラが印象に残る。

登場人物たちは、なんというか、嘘だらけですね、あなたたち。それでよくも抜け抜けと他人を悪く言えますね。という感じで心証はよくない

最後も含め、最後まですっきり爽快という感じではない。

2010/07/15

元の作品とは基本内容は
変わりがありません。
ところが、一人だけなんだか
たどたどしい言葉しかしゃべらなくなっている
怪しげな人がいるようで。

終わり方は変わりないです。
なので原作を読んでいれば
犯人はわかります。
変わりがないのです。

しかし最後は
思わぬ一撃ですね。