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サラリーマン合気道 の商品レビュー

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43件のお客様レビュー

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2009/10/07

実は、箭内さんが、UNOやタワーレコードやハイチュウなどの有名なCMを手がけた、その業界では有名な人だということは、全く知りませんでした。 この本には、挫折を味わったからこそ書ける「マイナスの状況を逆転の発想で乗り切る術」が並んでいます。 いや、マイナスとは思っていないのか...

実は、箭内さんが、UNOやタワーレコードやハイチュウなどの有名なCMを手がけた、その業界では有名な人だということは、全く知りませんでした。 この本には、挫折を味わったからこそ書ける「マイナスの状況を逆転の発想で乗り切る術」が並んでいます。 いや、マイナスとは思っていないのかな? むしろ、積極的にその深みにはまって行こうとする潔さもあります。 読んでいて、素直に共感できるところや、実際に実践できているところがあり、思わず首肯してしまうのですが、一方で「これは、絶対にムリ!」と思ってしまう術もあります。 しかし、その「絶対にムリ!」と思っていることを、実践してみたくもなります。 箭内さんが、あとがきに書かれているとおり、「自分のこととして翻訳して」、「仕事をうまく運ぶためのツール」として利用できたら良いのかなぁ、と思います。 そういう意味では、サラリーマンではない人にも、きっと役に立ちます。

Posted byブクログ

2009/10/04

☆初めてやることしかしない:経験を積んで、手癖や慣れで仕事が出来るようになると…驚くような着地にはいたりにくい。 「作業にのぞむ際には、今でも緊張する」毎日新たな悔しさを覚えることで、それを晴らそうとして、結果的に今まで仕事が続いているんだなと分かった。もし、僕が変な質問を寄せ付...

☆初めてやることしかしない:経験を積んで、手癖や慣れで仕事が出来るようになると…驚くような着地にはいたりにくい。 「作業にのぞむ際には、今でも緊張する」毎日新たな悔しさを覚えることで、それを晴らそうとして、結果的に今まで仕事が続いているんだなと分かった。もし、僕が変な質問を寄せ付けないというような、こなれた様子の講演をしていたら、たぶん変わった質問はでてきません。「初めてのこと」を常に取り入れることで、ドキドキするもの・・・ ☆理解できないものは、一部の人の強い共感を得ることで、多くの人の興味・関心を引くことができる ☆極端から始めるということは、自分の本心を確認する作業であり、新しい発想を生むためのテクニックである ☆わざと反対のことを言ってみることで、決して一方的ではない、多くの人が共感できるトピックとなる ☆緊張するからこそ、分かること、伝わることがある ☆コミュニケーションの一番の目的は、共感することです。 ☆プロ意識を捨てることで、人に任せることも含め、その仕事にとって最善の道を考えることができる ☆意見をまとめようとする会議ではなく、個人と個人のセッションから新しいものは生まれる ☆今の若い人たちはチャンスに照れすぎ。せっかくのチャンスを目の前にしても、それを掴み取ろうとしゃかりきになってるのを周りの人に見られたらダサいというような、変な美学がある。自分で自分を推薦できる人が少ない。 ☆抜け駆けとは、社会とのコミュニケーションであり、自分のスタイルや生き方を見つけるきっかけである。 ☆事前の計画にはない偶然を受け止めることは、世の中と足並みをそろえるチャンスでもある。 ☆会社にいないことで、逆に自分の存在をアピールすることが可能になる。 ☆相手の立場にたって考える→想像ではなく、実際に相手の立場に立ってみるとダイレクトにいろんなことが分かってくる。 ☆キッパリ命令する ☆イエスマンになる。いったんすべてを受け止める。イエスと言うべき相手(最後に決断を下す人)を見極めることで、自分のやることが見えてくる。

Posted byブクログ

2009/10/04

NHKトップランナーのMCをつとめるアートディレクター箭内道彦さんの仕事術本。箭内さん自身の過去の体験から身につけた合気道のようにやわらかく巧みに物事を自分にとって好い方向に受け流す術が紹介されている。箭内さんは自由でフレキシブルな人だ。

Posted byブクログ