ヘブンズ・コマンド(上) の商品レビュー
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1837年~1897年のヴィクトリア朝大英帝国。 1837-1850 は18世紀の牧歌的な?植民地統治が残っていた 1850以降は、蒸気の時代、福音的啓蒙主義の時代、ゴシックの時代 。帝国の姿勢が厳しくなる。英国人が現地人よりも上に立つ という感じになる。 9章に登場するインドの個性的な統治者(1837-1850の部) シンド州を征服したチャールズ・ネイピア パンジャブ統治にあたった ジョン・ニコルソン 10章に登場する エジプトから紅海に陸でのルートを切り開いた トマス・ワグホーン中尉。 13章「大英帝国流」にあった数多い墓碑銘のなかから、一番印象に残ったものは、西アフリカの墓碑 『異国の人の手が、きみの死にゆく唇を閉ざし 異国の人の手が、きみののびやかな四肢を整え、 異国の人の手が、きみの慎ましい美点をひきたて、 異邦人たちがきみを称え、きみを悼む。』
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