10年商品をつくるBMR の商品レビュー
- ネタバレ
※このレビューにはネタバレを含みます
マーケティングにおける概念や手法は様々なものが存在するが、BMRは、とてもシンプルでわかりやすい! 「欲しいとできるをつなぐのがマーケティング」…これ以上のシンプルな定義はないだろう。 マーケティングにおけるターゲットや競合、流通などの要素は頭の中にはあったが、その要素同士の関連は頭の中でランダムに散らばっていただけ。 BMRはこれらを見事に整理してつなげてくれた。 新製品開発秘話 は、昆布ぽん酢・1才からのかっぱえびせんが取り上げられている。できれば食品以外のモノの秘話も見たい。
Posted by
- ネタバレ
※このレビューにはネタバレを含みます
読書会の課題図書 TOW-BAPの意味を理解できたのはよし、 社内の共通言語だ。 Targetを固定するに当たって、 状況ではなく、行動で規定するというのは、 具体的になるしよさそう。 健康に関心のある、というのはNG。 健康のために、○○をしている。など。 ニーズ(ヒトの基本的な要件) ウォンツ;それを満たすために、ある対象に向けられた欲求。 食料:にーず マンゴー、米:ウォンツ Benefit:○○できるようになる
Posted by
マーケティングという言葉を聞くと、「いかに売るか?」という販売手法ばかりに目が行ってしまいがちですが、この本では商品を作るための「開発マーケティング」の重要性とそのモデルが整理して書かれてあります。私の知る限り、モノづくりというものをマーケティングモデルで解説された本というのは、...
マーケティングという言葉を聞くと、「いかに売るか?」という販売手法ばかりに目が行ってしまいがちですが、この本では商品を作るための「開発マーケティング」の重要性とそのモデルが整理して書かれてあります。私の知る限り、モノづくりというものをマーケティングモデルで解説された本というのは、あまりないのではないでしょうか。 自分の仕事上での話ですが、これまで商品やサービスを作る際は、競合他社の商品ばかりを気にしていました。この本で書かれている「顧客のウォンツ」と「商品のベネフィット」を全体を俯瞰しながら考えることができれば、きっと新しい視点を持った息の長い商品が作れるのでは、と期待しています。 本の中には、実際にロングセラー商品を手がけられたメーカー担当者の商品開発秘話が掲載されています。現場の事例に触れる機会は少ないのでとても参考になりました。
Posted by
- 1