「情」の文化史 の商品レビュー
[ 内容 ] 中国の「情」には、日本とは異なる多様な意味が含まれている。 男女の情、人情、親子の情、兄弟の情、友の情など、人間関係の基本的な倫理は、いずれも微妙にニュアンスの異なる「情」ということばで表現されてきた。 この人間関係の情愛をめぐる多様な「情」の観念は、古代から宋、明...
[ 内容 ] 中国の「情」には、日本とは異なる多様な意味が含まれている。 男女の情、人情、親子の情、兄弟の情、友の情など、人間関係の基本的な倫理は、いずれも微妙にニュアンスの異なる「情」ということばで表現されてきた。 この人間関係の情愛をめぐる多様な「情」の観念は、古代から宋、明・清の時代まで、どのようにとらえられ表現されてきたかを、詩歌、小説、思想書を通じて文化史的に明らかにし、中国人のメンタリティーのありかを描く。 [ 目次 ] 第1章 「情」という観念 第2章 詩に詠まれた「情」 第3章 恋の情緒としての「情」 第4章 「人情」まんだら 第5章 友情の虚々実々 第6章 兄弟の情、親子の情 [ POP ] [ おすすめ度 ] ☆☆☆☆☆☆☆ おすすめ度 ☆☆☆☆☆☆☆ 文章 ☆☆☆☆☆☆☆ ストーリー ☆☆☆☆☆☆☆ メッセージ性 ☆☆☆☆☆☆☆ 冒険性 ☆☆☆☆☆☆☆ 読後の個人的な満足度 共感度(空振り三振・一部・参った!) 読書の速度(時間がかかった・普通・一気に読んだ) [ 関連図書 ] [ 参考となる書評 ]
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