強い円は日本の国益 の商品レビュー
21世紀は 環境・安全・健康 × 農業・鉱業・エネルギー × 日本・韓国・中国・インド・ベトナム の3軸で考える必要がありそうだ。
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金融のお勉強を目的に購入した一冊。 ミスター円の異名を持ち、ここ半世紀の為替市場を知り尽くす筆者の主張は明確で、これまでの輸出産業依存型の経済成長モデルを描く日本にとって円安がフェイバーであったが、新興国の旺盛な需要を受け、資源等の一次品の価格が高騰する中で、21世紀は円高によ...
金融のお勉強を目的に購入した一冊。 ミスター円の異名を持ち、ここ半世紀の為替市場を知り尽くす筆者の主張は明確で、これまでの輸出産業依存型の経済成長モデルを描く日本にとって円安がフェイバーであったが、新興国の旺盛な需要を受け、資源等の一次品の価格が高騰する中で、21世紀は円高によりこのような資源を確保することに価値があるというもの。 新興国への生産機能の移転等により、日本でのいわゆる大量生産型製造業の価値は失われつつあり、単なる輸出依存では日本の成長戦略を描けないのも事実。筆者の主張には共感できる。 ここ半世紀の為替市場についての記述が8割異常を占めており、はっきり言ってあまり面白くない。これまでの蓄積に、ちょっと新しいことを書いて売り出してやろうという魂胆が見え隠れするような一冊。
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格差は作られた→資本主義2.0→の流れで読んだ本です。コモディティの希少化とハイテク製品のコモディティ化というのはインパクトのある問題意識でした。
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