私をクレーマーと呼ばないで の商品レビュー
多田文明『私をクレーマーと呼ばないで』(アスキー新書、2008)を読む。 身体を張ったキャッチセールス潜入レポートで評判をとったライターさんがあちこちにクレームをつけた記録。 レンタルビデオ店やコンビニ、結婚紹介所での体験をもとに「お客さまのあしらい」や「誠意」について持論を...
多田文明『私をクレーマーと呼ばないで』(アスキー新書、2008)を読む。 身体を張ったキャッチセールス潜入レポートで評判をとったライターさんがあちこちにクレームをつけた記録。 レンタルビデオ店やコンビニ、結婚紹介所での体験をもとに「お客さまのあしらい」や「誠意」について持論を展開しておられますが、行き過ぎたお客さま意識が実に不快です。 コンビニの規則で昼の宅配便受付ができないことに申し入れをしたり、ピザ屋の電話対応の「はあ」を指導したりと歪んだ自尊心による正義感クレームがめだちます。 このような人種を生かしておいてはいけません。 とはいえ、盗人にも三分の理で、企業に逃げ道を残す、いきなり「上司を出せ」と怒鳴るのではなく、話の流れで誘導するなど効果的なテクニックも。 確かに感情が暴発してると「ややこしいのが来た!」となり処理されるだけですが、神妙に解決策を求めて来れば企業(役所)もそれなりを対応ができるってもんです。
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自分がクレーマーであることを認め、クレーマー視点で書かれている一冊。クレーマー対策の本は多くあるけど逆の視点って確かに無いよねという意味では新鮮だけど、いかんせん書かれている内容のレベル感が低すぎるという印象を持ってしまった。まぁ悪い人ではないんだろうけど、読んでいて気分が良くな...
自分がクレーマーであることを認め、クレーマー視点で書かれている一冊。クレーマー対策の本は多くあるけど逆の視点って確かに無いよねという意味では新鮮だけど、いかんせん書かれている内容のレベル感が低すぎるという印象を持ってしまった。まぁ悪い人ではないんだろうけど、読んでいて気分が良くないというのも事実ですな。
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※このレビューにはネタバレを含みます
[ 内容 ] 複雑怪奇な携帯電話料金、見るからにアヤしい副業商法、理不尽な駐車違反取り締まり…。 『ついていったら、こうなった』で話題を呼んだ体験派ルポライターが、あなたに代わって文句を言ってみたところ―? 慇懃な対応に隠されたホンネを見破り、我が身を守るための「正しいクレームのつけ方」を伝授。 [ 目次 ] 第1章 クレーム途上国ニッポン 第2章 クレーム力で円滑なコミュニケーション 第3章 クレーム力を培う 第4章 クレームの技術 第5章 クレームウォッチング 第6章 クレームの終着点 [ POP ] [ おすすめ度 ] ☆☆☆☆☆☆☆ おすすめ度 ☆☆☆☆☆☆☆ 文章 ☆☆☆☆☆☆☆ ストーリー ☆☆☆☆☆☆☆ メッセージ性 ☆☆☆☆☆☆☆ 冒険性 ☆☆☆☆☆☆☆ 読後の個人的な満足度 共感度(空振り三振・一部・参った!) 読書の速度(時間がかかった・普通・一気に読んだ) [ 関連図書 ] [ 参考となる書評 ]
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「クレーマー」にならずに、クレームを上手に言うガイドブック。 クレームについて、多くの本を目にするが、主にクレームを言われる側の対応に触れているのがほとんど。この本のようにクレームを言う側へアドバイスをするのは珍しい。 最近のモンスタークレーマーの存在が世間に「クレーム=理不...
「クレーマー」にならずに、クレームを上手に言うガイドブック。 クレームについて、多くの本を目にするが、主にクレームを言われる側の対応に触れているのがほとんど。この本のようにクレームを言う側へアドバイスをするのは珍しい。 最近のモンスタークレーマーの存在が世間に「クレーム=理不尽な要求」という印象を与えている。しかし、自分の正当な要求を通すために、クレームを言うことは必要だ。理不尽ではない、自己満足ではない、正しいクレームの技術を身につけることは自分の身を守り、生活を豊かにしてくれるのだ。
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