1,800円以上の注文で送料無料

『源氏物語』に仕掛けられた謎 の商品レビュー

4

1件のお客様レビュー

  1. 5つ

    0

  2. 4つ

    1

  3. 3つ

    0

  4. 2つ

    0

  5. 1つ

    0

レビューを投稿

2016/01/09

「源氏物語」五十四帖の世界の核となる「若紫」、その仕掛けの糸を解いていく一冊。「伊勢物語」のパロディとしての始発や「竹取物語」や「聖徳太子」との共通点など、さまざまな文献から検証してます。紫の上の切なさや藤壺との禁忌の恋、物語に漂う仄かな暗さ…。今もこういう小説とか好まれるよなー...

「源氏物語」五十四帖の世界の核となる「若紫」、その仕掛けの糸を解いていく一冊。「伊勢物語」のパロディとしての始発や「竹取物語」や「聖徳太子」との共通点など、さまざまな文献から検証してます。紫の上の切なさや藤壺との禁忌の恋、物語に漂う仄かな暗さ…。今もこういう小説とか好まれるよなーと思いつつ、昔のひとも早く続き読みたいよーなんて思いながら、わくわくして読んだんだろうなぁと、古典が少し身近になりました。

Posted byブクログ