魔境遊撃隊 1 の商品レビュー
1984(昭和59)年発行、角川書店の角川文庫。全2冊。私は現代風俗が舞台となる「栗本薫」はあまり好きでない。この作品は「現代風俗」が舞台ではなく、(現代世界を基にした)架空的世界が舞台ということとなるが、他の作品なら、その荒唐無稽な架空世界を楽しめるのが、この作品はどうも楽しめ...
1984(昭和59)年発行、角川書店の角川文庫。全2冊。私は現代風俗が舞台となる「栗本薫」はあまり好きでない。この作品は「現代風俗」が舞台ではなく、(現代世界を基にした)架空的世界が舞台ということとなるが、他の作品なら、その荒唐無稽な架空世界を楽しめるのが、この作品はどうも楽しめない。どこが違うのかは、はっきりとは指摘できないのだが。結局、魔界水滸伝やグインの怪奇な部分を「栗本薫」に追加しているのだが、これが「栗本薫」というキャラに合ってないように思える。「印南薫」だけならまだ合っていたかもしれない。
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いい加減な友人に欺されて南の島へ冒険に行くという、なんだかありがちなスタートです。年齢の割に老成した美少年とその執事、マッドサイエンティストと武闘派の兄ちゃん達が冒険のメンバーです。南の島には謎の原住民と悪そうなアメリカ人達。そして物語のキーを握ってそうな少女が1人。 こう書くと...
いい加減な友人に欺されて南の島へ冒険に行くという、なんだかありがちなスタートです。年齢の割に老成した美少年とその執事、マッドサイエンティストと武闘派の兄ちゃん達が冒険のメンバーです。南の島には謎の原住民と悪そうなアメリカ人達。そして物語のキーを握ってそうな少女が1人。 こう書くといろいろてんこ盛りな感じですが、でも自然に読めます。なかなか面白い。 この第1巻(第1部)では、原住民の祭りと共に地震が起こり、島の隣に人工島(?)が浮上してきて、そしてなんと津波が、、、と言うところまでです。盛り上がってきました。
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説明 ぼくこと作家、栗本薫は、美少年・印南薫が率いる探検隊の一員として、遥か南太平洋上の孤島で巨石文化の残る、セント・ジョセフ島まで来てしまった。
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