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蔵の中・鬼火 の商品レビュー

4.4

8件のお客様レビュー

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2015/06/27

イメージ参照(http://kentuku902.seesaa.net/article/387157126.html) (収録作品)蔵の中/鬼火/貝殻館綺談/面影双紙/蝋人/かいやぐら物語

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2013/02/01

乱歩っぽくもあるけど、屋敷や蔵という「異空間」が作品世界のキモになってるのは鏡花と似ている気がする。 どれも読みやすい。

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2012/12/16

あいかわらずうまいなあ…短編集でも長編でもこの方の著書はあんまりはずれがない。無駄な描写無しに当該時代に持って行かれるところがまたすごい。

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2012/06/28

「鬼火」で「私は何物にも換え難いほど、深く深く代助を愛していたのです。ああ、少年時代から私達はどんなにお互いに愛しあっていたでしょう。(中略)ほんとうの兄弟も及ばぬほどの、強い、深い愛情が私たちを結びつけていたのです」と出てきた時には腰を抜かした。後の作品にも出てくる要素があった...

「鬼火」で「私は何物にも換え難いほど、深く深く代助を愛していたのです。ああ、少年時代から私達はどんなにお互いに愛しあっていたでしょう。(中略)ほんとうの兄弟も及ばぬほどの、強い、深い愛情が私たちを結びつけていたのです」と出てきた時には腰を抜かした。後の作品にも出てくる要素があったり、センチメンタルで幻想的な作品があったりとなかなか面白かった。

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2017/08/16

 どこかで体験したような怪奇。耽美。  それはまだ名探偵の登場する前の世界。  乱歩はもちろん、ラヴクラフトすら想起しながら読み渡る短編集。  横溝の奥の深さを感じる一冊。

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2011/05/25
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

小学生頃(?)に読了。本は実家にあるはず。 「かいやぐら物語」の雰囲気が凄く好きだった。また読み返したくなった。

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2010/08/08

『鬼火』   幼いころから憎み合う従兄弟同士の争い。ある絵のモデルをからめて話が進む。 『蔵の中』   出版社に届けられた原稿。蔵の中で書かれた奇妙な小説。 『かいやぐら物語』   ある令嬢と心中しようとした男。心中に失敗し生き残ってしまい・・・。 『貝殻館綺譚』   ライ...

『鬼火』   幼いころから憎み合う従兄弟同士の争い。ある絵のモデルをからめて話が進む。 『蔵の中』   出版社に届けられた原稿。蔵の中で書かれた奇妙な小説。 『かいやぐら物語』   ある令嬢と心中しようとした男。心中に失敗し生き残ってしまい・・・。 『貝殻館綺譚』   ライヴァルである女を殺害した女。それを目撃した子供を殺害したが・・・。探偵役の仕掛けた罠。死んだと思われる人間を生き返らせると言う。 『蝋人』   妾でありながら恋をした珊瑚。しかし、恋のために視力を失い、恋人とも引き離され・・・。蔵の中での怪しい行動。 『面影双紙』 自分の両親の話をする男。主人の娘と手代の結婚。妻の愛人。満州に行ったと言う父親。送られてきた人体模型の秘密

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2009/10/04

横溝作品ではこれが一番好き。 熟れた果物のような退廃美。 映画では、姉さんが、おっさんみたいで、ふえじは、「パンツの穴」で、うんこを漏らす役をやってたのが、印象強い。

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