名探偵に乾杯 の商品レビュー
- ネタバレ
※このレビューにはネタバレを含みます
ポアロ,メグレ,クイーン,明智の4人が登場するシリーズ。 ポアロが亡くなった後の追悼集会として、ポアロの代わりにヘイスティングが参加する。 ミスマープルも招待するが、体調不良で参加できない。 江戸川乱歩,アガサクリスティも亡くなっているという設定で、 明智小五郎の助手の小林少年(すでに壮年になっている)が叙述している。 伊集院大輔と栗本薫が登場すると嬉しかったかも。
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この結末(疑問点を出すだけ出しておいてそれで終わる)は作者の逃げの気もするけど、さすがに全世界のポアロファンを敵に回すことはできないよなー。 名探偵の「死」と「老い」に関するあれこれが楽しかったです。
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世界の名探偵… 「明智」「メグレ」「ポワロ」「クイーン」が集う名探偵シリーズ最終巻。 『カーテン』を見直す時が来るのか。 ≪評価≫ インパクト─B 本の厚さ─C 登場人物の濃さ─B 共感度─C 読後の成長性─B 話のスケール─B 笑い─D 暖かさ─B
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ポアロ最後の事件「カーテン」が下敷きになっている、名探偵シリーズ第3弾。事件の真相と、小林君の成長後にホロッときます。
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筆記者は小林元少年。紅顔の美少年も、この作品では中年のおじさんになっての登場。『カーテン』でポアロが死んでしまったために書かれた作品らしい。書かれたのが1975年頃なのだけど、既に「近頃の若者は」という文句が出てくるのが、おかしい。この頃の若者と言えば、今や働き盛りの世代だろう。...
筆記者は小林元少年。紅顔の美少年も、この作品では中年のおじさんになっての登場。『カーテン』でポアロが死んでしまったために書かれた作品らしい。書かれたのが1975年頃なのだけど、既に「近頃の若者は」という文句が出てくるのが、おかしい。この頃の若者と言えば、今や働き盛りの世代だろう。いつの時代も変わらないということだなぁ。事件の解決そのものは、かなり突飛もないというか。伏線も何にも無いよ、それ。と言ったところ。
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