掠奪の群れ の商品レビュー
残念なことに、ここで翻訳が途絶えてしまった。こんなにドライでゾクゾクさせられるノワール系で楽しませてくれるのは久々の作家っだだけに残念!
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大傑作にしてノワール史上に燦然と輝く名作「無頼の掟」「荒ぶる血」に続くジェイムズ・カルロス・ブレイクの翻訳3作目。 実在したギャングらの大胆不敵な活劇を、もはやブレイク節とも言うべき、クール且つ情熱的な筆致で描き出す。登場する男たちは全て、今ここで燃焼することしか考えていない。 ...
大傑作にしてノワール史上に燦然と輝く名作「無頼の掟」「荒ぶる血」に続くジェイムズ・カルロス・ブレイクの翻訳3作目。 実在したギャングらの大胆不敵な活劇を、もはやブレイク節とも言うべき、クール且つ情熱的な筆致で描き出す。登場する男たちは全て、今ここで燃焼することしか考えていない。 その死にざまを含めて制約のある中で、こんなにも愛しい悪漢どもに出会わせてくれるブレイク。早く次を読ませてくれ。
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電車で読むにはおもしろすぎた。 元々クライムノベルが好きな上、ダラダラしてて臭ってきそうなハッピーエンドには本当に嫌気がさしているので、このスピード感とドライさには痺れた。 世間を冷笑しながら、仲間への信頼だとか、友情や恩義への変わらぬ忠誠心だとか、本当に純粋な愛情だとか、熱...
電車で読むにはおもしろすぎた。 元々クライムノベルが好きな上、ダラダラしてて臭ってきそうなハッピーエンドには本当に嫌気がさしているので、このスピード感とドライさには痺れた。 世間を冷笑しながら、仲間への信頼だとか、友情や恩義への変わらぬ忠誠心だとか、本当に純粋な愛情だとか、熱くて泥臭いことを信じ続ける登場人物が魅力的。クールであることを笑うことがよりクールで、そのかっこ良さを同じ口でまた笑い飛ばすかっこ良さと言ったらない。あーおもしろ。 そこらじゅう攻撃してストレスを忘れたい気持ちになってる時には、ガツンとこういう衝撃受けたほうがいいや。
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