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天空の祝宴 の商品レビュー

3.4

11件のお客様レビュー

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2017/07/20

フリークライミングのプロとして名を馳せていた友が、「死」を意味する「ザ・ウォール」に挑戦し亡くなった。 なぜ無謀な登攀をしたのか、その理由を知るために一度は離れたクライミングに、そして誰も成功した事の無い「ザ・ウォール」に自ら挑戦すると言う、フリークライミングミステリー。 過酷な...

フリークライミングのプロとして名を馳せていた友が、「死」を意味する「ザ・ウォール」に挑戦し亡くなった。 なぜ無謀な登攀をしたのか、その理由を知るために一度は離れたクライミングに、そして誰も成功した事の無い「ザ・ウォール」に自ら挑戦すると言う、フリークライミングミステリー。 過酷なフリークライミングの世界をリアルに感じながら引き込まれて行きました。

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2014/05/31
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

途中で読み進めるのに時間がかかったけど、 主人公の内に秘めた相手への問いかけや、自問自答が多く、私も自分の内面を振り返りそうになった。 長尾の必要以上に岩本に先入観を与えない所や、相手の事を語り過ぎない人物像は悪くないと思う。

Posted byブクログ

2013/04/08

・天空とタイトルにつく作品は山関係な事が多い。ってわけで読んでみた。クライミング詳しく無いから結構楽しめて一気に読んだ。用語の誤りとか結構あってクライマーが読むとツッコミどころ多いらしい。勉強します。

Posted byブクログ

2012/11/02

親友がヨセミテの「ザ・ウォール」で転落死したのをきっかけに山を降りてしまった主人公のフリークライマーが、親友の妻の頼みでなぜ親友が転落死をしたのかを調べるうちに、親友が命を落とした「ザ・ウォール」攻略に挑むというストーリー。 馴染みのないフリークライミングの世界ですが、しっかりと...

親友がヨセミテの「ザ・ウォール」で転落死したのをきっかけに山を降りてしまった主人公のフリークライマーが、親友の妻の頼みでなぜ親友が転落死をしたのかを調べるうちに、親友が命を落とした「ザ・ウォール」攻略に挑むというストーリー。 馴染みのないフリークライミングの世界ですが、しっかりとした取材をもとにストーリーが作られている感じがしたが、専門用語が多いのでイメージが湧かない印象もあった。 最後に親友の転落死の真相が判明するが、主人公はその親友の妻に真実を告げられるのかは描かれていない。果たして真相を伝えられたのかきになる。

Posted byブクログ

2012/09/19
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

フリークライマーの主人公は、親友でライバルだった江藤が巨大岩ザ・ウォール攻略中に転落死したことにより、登ることが怖くなり第一線を退いていた。 しかし江藤の妻から見せられた日記を読み、「江藤はなぜ、無理だと思っていたザ・ウォールに登ったのか」疑問を抱き、真実を追い求め始める。 フリークライミングについて、全く知識がないためか、読んでいてもどのような状態で登っているのかイメージが湧きにくく、またそれに懸ける熱い気持ちにも上手く入っていけなかったのが残念。

Posted byブクログ

2012/09/11

ヨセミテの登攀可能といわれたルートで滑落死した友人。その事故をきっかけにクライミングが怖くなってしまっていた男が、無謀ではないと信じて、それを証明するために登る。友はなぜ登ったのかが最後に明らかになる。

Posted byブクログ

2012/05/29

#読書。親友で世界的にも著名なフリークライマーの江藤が、ヨセミテでクライミング中に亡くなってしまう。彼の死に納得が出来ずにいた岩本は、江藤の妻からの依頼を受けヨセミテへ。フリークライミングの面白さは伝わってくるが、一度は諦めたのにそんな簡単に成功してしまうのも。。。

Posted byブクログ

2011/06/26

山岳小説の中では珍しい、フリークライミングが主題となった一刷。 ヨセミテのビックウォールで無くなった友の死の原因を突き止めるために、謎に迫る主人公岩本。結局、未踏の壁を登らずして謎は解けないのか。まあまあでした。

Posted byブクログ

2011/03/06

(以前の管理履歴から引用) Amazonにてゲット。 珍しい、クライミングに特化(?)した小説。 でも、何故か始めから入り込めなかった。 ストーリー的にはちゃんとしてるのかもしれないけど、 神々の山嶺とか読んじゃってる後だから、 筆力とかも薄く感じた。。 あと、クライミング関...

(以前の管理履歴から引用) Amazonにてゲット。 珍しい、クライミングに特化(?)した小説。 でも、何故か始めから入り込めなかった。 ストーリー的にはちゃんとしてるのかもしれないけど、 神々の山嶺とか読んじゃってる後だから、 筆力とかも薄く感じた。。 あと、クライミング関係の部分で、 いかんともし難い違和感が。 語句の誤用とか、 脆いとわかってる岩場で、頭に来ているとはいえ、 ビレイヤーが下にいると分かってんのに、 岩場蹴りつけて崩壊とかありえんだろ。。。 ラストも、え??これで終わり??的な。 個人的には、どこをどうやったら 祝宴になるんじゃ・・・・と思ってしまった。 取り扱った題材とかは面白いと思うけど、 残念だなぁ。。

Posted byブクログ

2011/07/18

今は登れないフリークライマーの空。友人のヨセミテ伝説の壁「ザ・ウォール」クライミング中の死から、どうしても壁を登れない。なぜ、可能性のない道を友はいったのか。生きて帰ってくることが第一条件の冒険になぜ友は死を覚悟した挑戦をしたのか。自分の道を続けるために、空は・・・。友の気持ちを...

今は登れないフリークライマーの空。友人のヨセミテ伝説の壁「ザ・ウォール」クライミング中の死から、どうしても壁を登れない。なぜ、可能性のない道を友はいったのか。生きて帰ってくることが第一条件の冒険になぜ友は死を覚悟した挑戦をしたのか。自分の道を続けるために、空は・・・。友の気持ちを知るには同じ道を登ってみるしかない。でも自分はもう登れない。フリークライミングの話でした。なかなか読みごたえありました。限界と向き合うスポーツです。

Posted byブクログ