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史記 武帝紀(一) の商品レビュー

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18件のお客様レビュー

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2023/11/04

宮城谷さんの中国歴史小説も好きだが北方さんのも好き。所々かなり以前に読んだような気がするが何度読んでも面白い!余計なものがなく淡々と読めるところがいい。

Posted byブクログ

2021/02/21

高校世界史程度の知識しかない時代の話だったこともあり、先の展開がわからず、わくわくしながら読むことができた。各登場人物それぞれ魅力があり、物語の視点が各項ごとに変わるところも面白かった。

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2013/06/23
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

★2013年6月18日読了『史記 武帝紀一』 北方謙三著 評価B+ 漢7代目皇帝劉徹(武帝)の物語。予想外の展開で皇帝になった劉徹が、次第に力を蓄え、皇室、中央政治の舞台を掌握し、ついに衛青という天才的将軍を得る。守り一方であった漢軍を、攻撃のできる機動的な騎馬軍に変え、衛青がついに匈奴を打ち破り始める。 また、皇帝が10代半ばに自らの意志で、西方に派遣した張騫は、匈奴に捕らえられ、9年を過ごそうとしていた。 水滸伝から始まる北方中国小説の最新版が文庫化され始めたので、じりじりと待ちながら読んでいく事にする。北方は、平成の吉川英治ですな。。。

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2013/01/17

最近中国歴史小説に進出してきた北方謙三だがキャリアの為せる技か意外と面白く全7巻を1ヶ月ぐらいで読み終えてしまった。全盛期の光の裏の影の部分を陰りのある文章で表現できるのはハードボイルド作家だからなのか。ところで青空文庫に中島敦の「李陵」という作品があるがこれと読み比べることをお...

最近中国歴史小説に進出してきた北方謙三だがキャリアの為せる技か意外と面白く全7巻を1ヶ月ぐらいで読み終えてしまった。全盛期の光の裏の影の部分を陰りのある文章で表現できるのはハードボイルド作家だからなのか。ところで青空文庫に中島敦の「李陵」という作品があるがこれと読み比べることをお勧めする。中島作品は無駄な言葉を徹底的に削ぎ落とし一語一語が鋭く突きつけられる刃のようで冗長性がまるでなくそれでいて読後の余韻は北方作品よりも深い、と個人的には思っている。

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2012/05/10

堅実でどっしりとした文章と、胸が熱くなるストーリー。帝、将軍、使者の3つの視点から語られる物語。今後が気になる。

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2011/12/14

三国志→水滸伝→楊令伝ときて史記。 やっぱり北方中国戦記ワールドはいいな。くせになる。前漢七代目武帝が主人公だがこの1巻はこの世界を俯瞰して読ませてくれる。キャラクターや男のあり方みたいなメッセージは変わり映えしないけど、それがいいんだよな。 これ何巻まででてるんだっけか。また...

三国志→水滸伝→楊令伝ときて史記。 やっぱり北方中国戦記ワールドはいいな。くせになる。前漢七代目武帝が主人公だがこの1巻はこの世界を俯瞰して読ませてくれる。キャラクターや男のあり方みたいなメッセージは変わり映えしないけど、それがいいんだよな。 これ何巻まででてるんだっけか。また長いかも。

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2011/04/06
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

予想外の衛青拉致事件から始まる物語。 戦に人間関係に血沸き肉躍る展開! 衛青と桑弘羊はもう親友でいい(´・ω・) これからの展開が非常に楽しみ…!

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2011/02/07

北方謙三の歴史小説はおもしろいなぁ。 例えば張騫が国を出て匈奴につかまり、それでも脱走して10年以上かけて西へ向かうなんて、歴史ではサラリだ。 当然そこにあるべき一人の人として、細かな内情、悩みなどを描いているのはすごい。 とはいえ、三国志・楊家将・水滸伝。名前が違うだけで主...

北方謙三の歴史小説はおもしろいなぁ。 例えば張騫が国を出て匈奴につかまり、それでも脱走して10年以上かけて西へ向かうなんて、歴史ではサラリだ。 当然そこにあるべき一人の人として、細かな内情、悩みなどを描いているのはすごい。 とはいえ、三国志・楊家将・水滸伝。名前が違うだけで主人公になりうる人の根本的な性格は同じじゃないか。理想を投影するからそうなるのかな。 オモシロいのだがね。

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2010/05/02

 戦記物として読むのも良いのだろうが、帝、将軍、文官を現代の会社などの組織に当てはめて考えると、示唆に富む深い内容が有ると思う。  登場人物それぞれが全く違う人格で、それぞれ魅力的で学ぶべきところが有る。全く良く描かれていると感心する。司馬遷が凄いのか、訳した北方謙三氏が凄いのか...

 戦記物として読むのも良いのだろうが、帝、将軍、文官を現代の会社などの組織に当てはめて考えると、示唆に富む深い内容が有ると思う。  登場人物それぞれが全く違う人格で、それぞれ魅力的で学ぶべきところが有る。全く良く描かれていると感心する。司馬遷が凄いのか、訳した北方謙三氏が凄いのか。

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2010/04/30

三国志から一貫してますが、北方謙三の中国物は迫力がありますよね。 騎馬軍団の活躍が多い分、躍動感を感じさせてくれます。 今回も衛青率いる騎馬軍団が活躍しています。 武帝も一人の人間として捉えられているので、人間味があって良いと思います。 何巻まで続くのか分かりませんが、続きが楽し...

三国志から一貫してますが、北方謙三の中国物は迫力がありますよね。 騎馬軍団の活躍が多い分、躍動感を感じさせてくれます。 今回も衛青率いる騎馬軍団が活躍しています。 武帝も一人の人間として捉えられているので、人間味があって良いと思います。 何巻まで続くのか分かりませんが、続きが楽しみです。

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