蒼い月 なみだ事件簿にさようなら！ の商品レビュー

鯨統一郎【著】

2014/12/16

「蒼い月」のアイデア一本で書かれている。2の猟奇殺人もどうかと思ったが、辛うじてブラックユーモアとして読めた。しかし、4は性犯罪である。全く世界観の違う1のヒロインが被害に遭うのも嫌だった。そもそも、性犯罪でなくても成立する話と思う。

2014/07/30

鯨先生のなみだシリーズは大好きです
このシリーズは終わっていたと誤解していたから
メッチャ嬉しいです

2011/09/20

シリーズ完結編ということで、期待して読んでいたけど
なんか拍子抜けしてしまった。
もっと主人公の背景や感情がわかると思っていたので。
ふつうにミステリーものとして読むなら
面白くはある。

2010/07/08

なみだシリーズを読んだのは、3作目だったように思いますが、これが一番おもしろかったかもしれません。
普通に推理ものっぽくて。

2011/09/09

　蒼い月というサインを残す連続異常殺人事件が起こる。警視庁は波田煌子にプロファイリングを依頼。その事件は彼女の過去に通じるものがあった。そして意外な犯人。　しばらく鯨作品から遠ざかっていたし、読みにくくなっていたので読了できてほっとしてます。

2009/12/31

なみだシリーズ完結編にして初の長編。煌子の過去も明かされ、これで一区切りついたような感じではありますが。いやいや、まだシリーズは続くんじゃないかってな気もします。というよりも個人的希望かな（苦笑）。
この犯人はとんでもなくひどいですね。そしてこんな人がもしいたら、と思うともの凄く怖い。実際にできるのかなあこういうこと……。

2009/10/22

今までの短編連作形式ではなく今回は長編です。全てここへ繋がる布石だったのか....。恐るべし。おちゃらけ作品と思ったら大間違い、これぞ本領発揮です。

2009/10/04

なみだ事件簿シリーズ最後。
最後だから無理やりこじつけたような感じ。
結構好きなシリーズだったので、がっかり。

2009/10/04

サイコセラピスト波田煌子シリーズ、初の長編にして完結編。
幼い外見や惚けた言動とは裏腹に、人の心理や事件の真相を読み解いていく。

若い女性が無残に殺害される事件が発生。現場には『蒼い月』という文字が残されていた。
猟奇殺人鬼と判断した警視庁特殊班は、プロファイラーとして波田煌子に協力を要請。
被害者の共通点や『蒼い月』という文字の謎が解き明かされた時、犯人は…

…犯人は早い段階で分かってしまったものの、主人公の過去の事件にも触れていて、
最後まで興味深く読めました。完結したのが残念です。

猟奇殺人鬼…自分勝手な理由で人を殺していく様子は、とても怖かったです。
『こんなことしたら痛いだろうな』とか『苦しいだろうな』とか全く思わない感覚が怖い。