凍河 の商品レビュー
五木作品はどれも読みやすい。今回の設定はちょっと考え付かないような 恋愛小説と銘打っているが、本当に恋愛小説なのだろうか。
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随分前に 一度 読んだのだが たしか オートバイ だけ覚えていた。 今頃になって 読むのも 意外と面白い。 ツトムは ヨウコ にいう 『君は闘って生きることがいやなんだな。他人を押しのけて前に出る生き方、強いものが弱いものを従えて生きる社会、すぐれた人間が劣った人間を踏み台...
随分前に 一度 読んだのだが たしか オートバイ だけ覚えていた。 今頃になって 読むのも 意外と面白い。 ツトムは ヨウコ にいう 『君は闘って生きることがいやなんだな。他人を押しのけて前に出る生き方、強いものが弱いものを従えて生きる社会、すぐれた人間が劣った人間を踏み台にして生きるような、生存競争と言われる世界のあり方に反対なだけだ。』 生存競争を拒絶する ジンセイも あるかもしれないなぁ。 衰退途上国の日本では 許される存在になると思うよ。
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読むのにかなり苦労した本。途中で読むのをやめようと何度も思いながら、なんとか読み終わった。深く考えさせられる作品。
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主人公が、ちょっと世を斜めに見ている若者。 相手方の女性が、ちょっと精神を病んでいる女性ということで、なんかノルウェイの森に通じるものがありますね。 主人公は、この一風変わった病院での経験を通し、成長していき、最後はハッピーエンドで終わります。 ただ、精神病院という場所が舞...
主人公が、ちょっと世を斜めに見ている若者。 相手方の女性が、ちょっと精神を病んでいる女性ということで、なんかノルウェイの森に通じるものがありますね。 主人公は、この一風変わった病院での経験を通し、成長していき、最後はハッピーエンドで終わります。 ただ、精神病院という場所が舞台であるせいか、なんか暗いんですよね。 読んでて、特に面白いという思いもなく、あまり楽しい小説ではなかったですね。 五木寛之という有名な作家で、恋愛小説と表題に合ったので、もうちょっと楽しい気持ちで読めるかと思いましたが、そんなんじゃなかったですね。 選んだタイトルが、悪かったのかな、という感じです。 機会があれば、違うタイトルを読んでみたいですね。
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