イタリア史 の商品レビュー
古代ローマ時代にはその中心だったイタリアが、中世には西欧、ビザンツ、イスラムの勢力が重なり合う辺境になったという。その後も大国と大国の勢力がイタリアで重なり合う構図が続き、その中で複数の国家による展開が見られるのは興味深い。リソルジメント期に理想視されたのがローマ時代でなく、ルネ...
古代ローマ時代にはその中心だったイタリアが、中世には西欧、ビザンツ、イスラムの勢力が重なり合う辺境になったという。その後も大国と大国の勢力がイタリアで重なり合う構図が続き、その中で複数の国家による展開が見られるのは興味深い。リソルジメント期に理想視されたのがローマ時代でなく、ルネサンス期というのはおもしろい。世界各国史シリーズのなかでも分厚い一冊に仕上がっているが、それでも、まだ簡略。同じ出版社にはより詳細なシリーズ世界歴史大系があり、刊行予定にも『イタリア史』が見えるので期待を込めて待ちたいと思う。
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[ 内容 ] イタリアの変容の過程を古代から現代までたどり、イタリアの歴史の諸局面を明らかにする。 諸研究に基づきながら、最新の研究成果も吸収してスタンダードなイタリア通史を描くことに努めている。 [ 目次 ] イタリア史の統一性と多様性 イタリアと都市ローマ イタリアの覇者 ローマ帝政下のイタリア 三つの世界 二つのイタリア 五大国とスペイン スペイン支配期のイタリア 十八世紀改革期からナポレオン改革期へ リソルジメントと国家統一 国家の建設と国民の形成 自由主義からファシズムへ 共和政イタリア [ 問題提起 ] [ 結論 ] [ コメント ] [ 読了した日 ]
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読書趣味で読むには根気が必要。 普通は調べ学習の引用用だろう。 でも面白い。 ローマ時代から描かれていて、流れを理解しやすい。 イタリアがローマから流れてきている事がきちんとわかる。 勿論、教科書みたいに親切な作りではないから、本気で勉強するならノートでまとめないと、ローマ皇帝...
読書趣味で読むには根気が必要。 普通は調べ学習の引用用だろう。 でも面白い。 ローマ時代から描かれていて、流れを理解しやすい。 イタリアがローマから流れてきている事がきちんとわかる。 勿論、教科書みたいに親切な作りではないから、本気で勉強するならノートでまとめないと、ローマ皇帝で泣けます。 歴史好きならかなり美味しい。
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