恋のかけら の商品レビュー

唯川恵,山崎ナオコーラ,朝倉かすみ,山崎マキコ,南綾子,小手鞠るい,豊島ミホ,井上荒野【著】

2012/07/29

8人の女性作家による、8編の恋のかけら。
同年代の作家さんも何人かいて、興味深かった。

個人的なお気に入りは、
「ラテを飲みながら」の、目からウロコ感。
「ちょっと変わった守護天使」の、大人のドキドキ感。
「銀縁眼鏡と鳥の涙」の、憧れ感。

他の作品も読んでみたい作家さんが増えて、ちょっとオトク感。

2012/07/23

全体を通して、ちょっとから回る女性がよく出てきて、出てくる女性たちがなんだかとても愛おしくなりました。

2012/06/12

唯川恵：☆☆☆
山崎ナオコーラ：★★☆
朝倉かすみ：★☆☆
山崎マキコ：★★☆
南綾子：★★☆
小手鞠るい：★☆☆
豊島ミホ：★★☆
井上荒野：★★☆
井上さんの短編だけは既読。
はじめて読んだ山崎マキコはちょっと収穫だけど、素晴らしいというほどでもないかも。南綾子は二作目だけど、まあまあ。山崎ナオコーラ、豊島ミホはいつも通り、期待したまんま。

2011/08/30

たまにはこーいう、小一時間でざばっと読めるのもいいかな、と思い図書館で借りて帰りの電車でほぼ読み終わってしまった本。

唯川恵と山崎ナオコーラはわりと好きなので面白かった。山崎マキコは以前図書館にて立ち読みした時にえらい目にあって以来、すっかりトラウマで読むのを避けていたけれど、今回のは短編ということもあってわりと素直に読めた。

2010/10/28

唯川恵さんと小手鞠るいさんの名前があったので手に取りました。

唯川恵　－　ラテを飲みながら

「恥なんてかくためにあるんじゃないの。
　いいじゃん、困った時は周りに頼れば。
　たまに羽目をはずして飲んじゃえば。音痴でも歌っちゃえば。」

いつも思う。
この人は女性を書くのが上手すぎる。。。

小手鞠るい　－　無人島

奥さんが死ぬまで、待て、と言うの？
他人の悲しみと不幸の上に
どんなに上塗りを重ねても、人は幸せにはなれない。

やっぱこの人の話、好き。
淋しい話も悲しい話も、甘酸っぱい苺みたい。

豊島ミホ　－　銀緑眼鏡と鳥の涙

好きとか恋とかいう話ではなくて、ただ近付きたいと思った。

「でも、他のはみんな、スナップ用の笑顔じゃない？」

人と人との距離感みたいなのが絶妙でいい。
これぞ・・・青春だね。　若いし青い。

みんな違う、8つの恋のかけら。

2010/05/11

なんとも豪華。
好きな作家さんが4人も。
そして初読みの作家さんもいて新しい出会い。
この本は当たり♪

2010/03/07

山崎マキコのがよかった。
二次元好き男子！

そのほかは、世代的にあるあるネタ風でちょっとめんどくさい。。。

2009/11/23

好きな作家さんがいたから読んで、
「あ、この人のも面白いな」って
好きな作家さんが増えて、好きな小説が増えて。
なんだか短編集ってステキ。

2009/10/23

アンソロジー

失恋すると、胃が痛くなる。腕がしびれる。苦しい-。
山崎ナオコーラ「電車を乗り継いで大人になりました」をはじめ、
「淡い」「苦い」「切ない」「愛しい」など、
恋の様々な感情を描いた、人気作家による8つのアンソロジー。
（by Amazon）

とにかく書き手が豪華！
未読は南さんと山崎マキコさんだけでした。
他の方は既読どころか結構な数を読んでいる方ばかりで。

その山崎さんがよかったなぁ。OLものとかに強そう。
ちょいと平安寿子チック。
南さんもなかなか読みやすかったのでふたりとも今後注目しとこ。

おお！と思ったのは豊島さん。あと敬遠しがちだったナオコーラさん。
んー？！と思ったのは小手鞠さん、井上さん。・・・ちょっとわかりにくい；

いやはやでもやっぱり女流作家はいいわぁ。

2009/10/07

唯川恵：★★★
山崎ナオコーラ：★★★
朝倉かすみ：★★☆
山崎マキコ：★★★
南綾子：★★★
　足りないのは、あれだけ。キスとセックスだけ。
　それがなくては、恋人同士とは言えないのだろうか。
　そもそもそれらはそんなに大事なことだろうか。
　私にとって、誰よりも心を許せる存在が圭輔なのは間違いないことだ。
小手鞠るい：★★☆
　彼が話してくれることだけが、わたしの知りたいことだった。
　わたしと一緒にいる時の彼だけが、わたしの一緒にいたい人だった。
　わたしたちは、シンプルな真実と愛を好んだ。
　込み入った愛の行為を貪る日々の中で。
豊島ミホ：★☆☆
井上荒野：★☆☆