自殺で家族を亡くして の商品レビュー

全国自死遺族総合支援センター【編】

2016/01/06

年またいで読み終わった。
体験も書かれているが、この本の大事なところは、いろいろな連絡先が書いてある情報の部分かもしれない。

2011/07/21

自殺となると本人の心理・状況にスポットが当たるが、それよりも遺された人間の後悔・自分を責める気持ちは尋常ではない。

父、母、息子、娘、それぞれをなくした立場から、文を綴っているが、何よりも遺された人が言えないこと、言えないことの苦しみが大きいことがわかった。

自殺が3万人こえている、この日本で自殺を防ぐことの大切さを感じさせる大きな書。

2009/10/07

自死遺族の苦しみは筆舌につくしがたいものがある。出口のない苦しみが共感と理解をしてくれる人々との出会いによって癒されていく。そして前向きに生きていけるようになる。
　グリーフケアはこのところ大きなうねりとなってきたが、まだまだ世間の理解は遠く及ばない。少なくとも連鎖の自死がないように、早く少しでも活路を見出せるように願う。そしてそんなケア団体の存在を多くの人に知ってもらいたい。