ただ好きなだけ の商品レビュー
2011年の本、4冊目。 女の子の詩集。作者は俺の1つ下。 びっくりするような、納得するような。 テイストとしてはあいだみつをを思い浮かべがちだけど、 あの仏教的諦観は全くないのが、逆に面白い。 詩なんて一般人からすれば、 照れくさくて、ちょっとうざったくて、でも気になる存...
2011年の本、4冊目。 女の子の詩集。作者は俺の1つ下。 びっくりするような、納得するような。 テイストとしてはあいだみつをを思い浮かべがちだけど、 あの仏教的諦観は全くないのが、逆に面白い。 詩なんて一般人からすれば、 照れくさくて、ちょっとうざったくて、でも気になる存在だと思う。 なので、あえてうざいという表現を使うと、 あいだみつをのうざさが「包まれるうざさ」なら、 この人のうざさは「つつかれるうざさ」だ。 なにかまっすぐで、若竹のようなものに心をつつかれる感触。 「一生懸命ほど満足に近いものはないかも」 「あなたの努力であなたが形になっていく」 同世代として納得する部分はなきにもしあらずだけど、 同世代のくせに『この人若いなー』と思ってしまう。 「自分を分けなくていいよ」 あ、はい。確かに。
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ふんわりとした絵と、 さりげない一言がマッチしています。 それでいてその一言はなにげに本質を突いています。
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