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吉野北高校図書委員会 の商品レビュー

3.7

159件のお客様レビュー

  1. 5つ

    35

  2. 4つ

    48

  3. 3つ

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  4. 2つ

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2018/02/09

10代の頃、できれば高校生の内に出会いたかった本。 解説が堀北真希というところにも惹かれて手に取ったが、その堀北真希がまだ10代の頃の作品とは。 ーーー 図書委員たちの、揺れる想い 男友達の大地と大好きな後輩がつきあいだした。彼女なんてつくらないって言ってたのにーー。二人に接する...

10代の頃、できれば高校生の内に出会いたかった本。 解説が堀北真希というところにも惹かれて手に取ったが、その堀北真希がまだ10代の頃の作品とは。 ーーー 図書委員たちの、揺れる想い 男友達の大地と大好きな後輩がつきあいだした。彼女なんてつくらないって言ってたのにーー。二人に接するうち、大地への微妙な想いに気づいてしまったかずら。一方藤枝は、気持ちにふたをするかずらへの、一途な想いともどかしさを抑えきれず……。悩み、揺れ動く図書委員たちを描いた第3回ダ・ヴィンチ文学賞編集長特別受賞作が文庫描き下ろしで登場。解説は女優の堀北真希。

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2017/08/21
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

【あらすじ】 まじめな進学校の、まじめな図書委員会にだって青春はある―― まっすぐには進めなかった、もどかしい、あのころの日々。 高校生たちの悩み多き青春を、瑞々しく描き出す。 気の合う男友達の大地と大好きな後輩がつきあいだした。彼女なんてつくらないって言ってたのに――。図書委員会でふたりに接するうち、大地への微妙な想いに気づいてしまったかずら。だけどこれは恋ではないと、自分の気持ちにふたをする。一方、同じく委員の藤枝は、そんなかずらへの一途な想いをおさえきれず、苦悩していた。同時に、大地への気持ちに気づかないふりをするかずらの態度に苛立ちがおさえきれず……。図書委員会を舞台に、悩み、揺れ動く高校生たち。まっすぐには進めなかった、もどかしい、あのころの日々。大好きだから、友達だから、生まれてしまうたくさんの葛藤や悩み、割り切れない想い……決して綺麗ではない感情を抱えながら、それでも前に進もうとする高校生たちを、図書委員会という場を通じて描いた作品。誰にでも覚えのある感覚がストレートに押し寄せてくる、そんなまっすぐさを、些細な感情の揺れを描きながら見事に生み出しています。受賞作にくわえ、短編番外編「あおぞら」を収録。 【感想】

Posted byブクログ

2017/08/03

高校の図書館が舞台の物語。 恋とか進路とか悩み多き若き学生の日常譚。 良いなぁ、こういう頃も自分にあったんだな、と思いながら、自分は特殊な高校に通っていたため厳密に言えばそういう経験は出来ない構造だったが、それでもわかるわかる! という若さというのか、良い意味での幼さを感じなが...

高校の図書館が舞台の物語。 恋とか進路とか悩み多き若き学生の日常譚。 良いなぁ、こういう頃も自分にあったんだな、と思いながら、自分は特殊な高校に通っていたため厳密に言えばそういう経験は出来ない構造だったが、それでもわかるわかる! という若さというのか、良い意味での幼さを感じながら、三人の主人公の視点から繰り広げられる物語は、地味で、ゆったりとして事件も物語性も無いけれど、良い内容だった。

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2016/07/23

久しぶりに満腹感を味わえた本。図書館好き、本好きはこんな高校生活送りたかったー!と思うんじゃないだろうか。本当にこういう高校生活が羨ましすぎて悶えた! 主人公の、恋愛の好きと友達の好きの間にある複雑な感情はすごく共感できる。一方でそれを端から見ててもどかしくてイライラしてっていう...

久しぶりに満腹感を味わえた本。図書館好き、本好きはこんな高校生活送りたかったー!と思うんじゃないだろうか。本当にこういう高校生活が羨ましすぎて悶えた! 主人公の、恋愛の好きと友達の好きの間にある複雑な感情はすごく共感できる。一方でそれを端から見ててもどかしくてイライラしてっていう藤枝くんの思うこともわかる(笑)いろいろお互いに思うところはあるけど、それでもお互いを尊重していい関係を続けていこうとする姿は純粋で、登場人物に感情移入していながらも、第三者目線で応援したくもなる。 それを取り巻くメンバーの人のよさや、それが学校の図書館で交わされているところもツボ!!

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2016/07/04

1時間半ぐらいで読める。図書委員内の青春グラフィティー。もっとドロドロしていると思ったら、大分サッパリしていた。ゆきおくんみたいな存在ってそんなに忌み嫌われるかな?

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2016/03/09

甘酸っぱい感じでした。 もっと若いころに読んでいたら、共感できる部分がたくさんあっただろうなぁ… 素直に感動できないのは、大人になって長く経ち過ぎてしまったからなのか。

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2017/10/16

わあ!いいなあ。いい本読んだ。そういう感想しか出てこない。こんな高校時代過ごしたかった、わたしはかずらのようにまっすぐではないしあゆみのように可愛くもないけど。図書委員いいなあ。

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2015/09/04

久しぶりにキュンキュンしたり、ほんわかするお話でした。 どちらかというと、親の目線から見てこんな風に成長してほしいなと思ったりするキャラクターがいっぱいでした! みんな登場人物がステキで、素直な子たちばかりで心がほっこり! こんな高校生にも憧れますね。もう戻れないけど。個人的には...

久しぶりにキュンキュンしたり、ほんわかするお話でした。 どちらかというと、親の目線から見てこんな風に成長してほしいなと思ったりするキャラクターがいっぱいでした! みんな登場人物がステキで、素直な子たちばかりで心がほっこり! こんな高校生にも憧れますね。もう戻れないけど。個人的には藤枝君の大ファン!

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2015/08/30

……ん? これ、あれか。小説買ったつもりだったけど、作者かその友人のエッセイか何かか?? というのが率直な感想でございます。 若かりし頃、表紙に惹かれて購入した一冊。文体も読みやすいし、誰もが経験したことがあるであろう高校生の日々を綴った物語だからわかりやすいんだけど……んー...

……ん? これ、あれか。小説買ったつもりだったけど、作者かその友人のエッセイか何かか?? というのが率直な感想でございます。 若かりし頃、表紙に惹かれて購入した一冊。文体も読みやすいし、誰もが経験したことがあるであろう高校生の日々を綴った物語だからわかりやすいんだけど……んー、、、何のヤマも、結論もない。誰かの高校時代の日記でも読んでる感じ。 作中に出てくる「(異性の)友達に対する独占欲」っていう表現やその気持ちについては、よくわかると思った。「好きな人に好きって気持ちを押し付けてしまいたい」って部分も、そういう時代もあったなぁと思う。けれども、そういういろんな “共感” を味わうことに対して感動を覚える人じゃないと、「???」ってなるんじゃないかな。

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2015/07/20

ダ・ヴィンチで連載してたのかなぁ。どこかで見かけたんだけど。 みんないい子。いい子すぎて、小説的には面白味が少ない。

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