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間違いだらけのエコ生活 の商品レビュー

3.6

17件のお客様レビュー

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2009/10/04

● つまりペットボトルと同じです。私たちは「リサイクルしている」ことに安心して、消費することに負い目を感じなくなってしまったのです。「リサイクルをしているから捨てても大丈夫」という意識が大量消費を加速させてしまったのです。 ● ゴミの分別でリサイクルする価値があるのは、「ある程...

● つまりペットボトルと同じです。私たちは「リサイクルしている」ことに安心して、消費することに負い目を感じなくなってしまったのです。「リサイクルをしているから捨てても大丈夫」という意識が大量消費を加速させてしまったのです。 ● ゴミの分別でリサイクルする価値があるのは、「ある程度まとまった紙」と「金属」だけです。 ● ですから、「電気自動車はCO2を出さない」というのを正確にいうならば、「将来、すべての電気を原子力エネルギーでまかない、新しい発電所をつくらなければ、電気自動車はCO2を出さない」ということになります。 ● アメリカが京都議定書に入らないのは、ブッシュ大統領の性格や政権の利権などと報道しているのは日本だけです。本当は「ヨーロッパとの間に、こんなに大きな不平等があるような条約など守っていられるか」という理由なのです。 ● 「節約」というのは、個人の生活では意味があることですし、思想信条という点でもとても大切だと思います。でも、それをそのまま社会に向けて発進すると、とても後ろ向きの行為になってしまい、次の時代を切り拓くことはできません。自分が節約すれば、子孫が迷惑するということをはっきりと意識する必要があるのです。

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2009/10/04

武田さんの名前を知ったきっかけは、ミスチルの櫻井さんがap bank fes07の終演後のコメントで紹介していたからです。 私は3年連続で、apのボランティアに参加しました。主な活動内容はゴミの分別のナビゲートです。 さて、武田さんの本ですが、読もうとは思っていても、どうしても...

武田さんの名前を知ったきっかけは、ミスチルの櫻井さんがap bank fes07の終演後のコメントで紹介していたからです。 私は3年連続で、apのボランティアに参加しました。主な活動内容はゴミの分別のナビゲートです。 さて、武田さんの本ですが、読もうとは思っていても、どうしても怖くて... ボランティアに参加しているけど、本当は間違ったことをしているのかも? と、読めていませんでした。 最近、授業で「エコを批判する」という課題が出されて、まず思いついたのが武田さんでした。 そして「リサイクル幻想」と「うそまがいは〜2」を軽く読みました。 (軽く読んでも書けるくらいの課題だったので 笑) この本ですが、今まで私たちが信じてきたエコが どういう根拠をもとに間違っているかを私でもわかるくらいにまとめてあって 意外に読みやすかったです。 一部、「それは考えすぎでは??」という個所もあったけど 私もどちらかといえば エコな人間になろうとしていたので、 もう少し広い視野をもって マスコミ、国(簡単に信じてはダメなんですね)の意見に流されずにしたいです。 読む前も、読む時も 本当に正しいことってなんだろう?って考えて よくわからなくなってきたけど、本文の208ページあたりを読んで もやもやが無くなった気がした。 京都議定書がなぜ1990年を基準にしたかが一番興味をもった 本を読んでもっと知りたい事とかあったので 長い夏休み有効に使いたいと思います。 もっと多くの人がこの本たちを読んだら 少し世の中が変わるのかな...

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2009/10/04

■…自分ちょっと前なら簡易包装になっても仕方ないと思ってたんですが、レジ袋廃止運動がヒステリーのごとく激しいくなった時点で、何がエコロジーか分からんようになったですよ。日本のレジ袋って、石油を資源として使った後のカス(もともと捨ててた部分)から出来てるし、燃やしても有害でないし、...

■…自分ちょっと前なら簡易包装になっても仕方ないと思ってたんですが、レジ袋廃止運動がヒステリーのごとく激しいくなった時点で、何がエコロジーか分からんようになったですよ。日本のレジ袋って、石油を資源として使った後のカス(もともと捨ててた部分)から出来てるし、燃やしても有害でないし、最後はゴミ袋として使って捨てられるしで、凄くコストパフォーマンスいい筈なのに、何で迫害されるんだろう?って。 ■化学も科学もダメなりに、どっかおかしいなーと思ってたんですが、そんなところへ『日本人はなぜ環境問題にだまされるのか』って本売ってるの見てぱらぱらめくって、面白そうなんで図書館で借りた(爆)のですよ。その後、著者の他の本とかも読みました。自分の知りたかった事は大抵書いてありました。すんごく納得して、すんごく怖くなりました。だってこっちが正しいとすれば、政府とかで推奨してる事が間違ってるんですよ〜。でも今まで自分も何も考えないでそっち信じてたしなー(-_-;)  ■多分ねー、こっちが嘘だとゆー人もいる(むしろ大多数…)と思うのですが、自分にとってはこっちの方がすんごく納得できるんですよ(だって、体制に媚びる嘘ならともかく、体制批判の嘘なんて利益ないし)。気がつけば、ようやく東京でもプラスティックを燃えるゴミとして認める方向にきたし、他の矛盾も早くどーにかしてもらいたいもんです。

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2009/10/07

武田さんの本の中で初めて読んだもの。 読みやすくて、今までの環境によいと思われていた行動を改めさせるきっかけになる。 ぜひ多くの人によんでもらいたい。

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2009/10/04

今、職場でごみの分別にとても時間がかかっているので、 この本を読んだらちょっとショックでした。 なんだか、ムダなことしてるみたいで。

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2009/10/04

エコ生活ってそんなに地球にやさしいわけじゃないんだよ、というお話。 どのエコ活動もとにかく石油を使うそうで。 地球を一生懸命温暖化に導いているよーな国々が、ぜんぜん環境問題に対処していないことを矛盾に感じるのでミクロな節約は考えもの。 エコミーハーを反省しつつ、でも「エコ生活...

エコ生活ってそんなに地球にやさしいわけじゃないんだよ、というお話。 どのエコ活動もとにかく石油を使うそうで。 地球を一生懸命温暖化に導いているよーな国々が、ぜんぜん環境問題に対処していないことを矛盾に感じるのでミクロな節約は考えもの。 エコミーハーを反省しつつ、でも「エコ生活はバカバカしい」と言って何もかもやめてしまうのはどうかと思うので、自分の都合のイイように解釈すればいいかと。

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2009/10/04

一般的に普及した「エコ」の間違いを、具体例を挙げながら指摘。 なるほどと思わされる箇所がある反面、多少こじつけなところや 最終的には精神論に落ち着いてしまっているのが少々残念。 ただ、「LOHAS」や「エコ」という言葉が広く知られ一人歩きしだした今、 こういった事実も知っておい...

一般的に普及した「エコ」の間違いを、具体例を挙げながら指摘。 なるほどと思わされる箇所がある反面、多少こじつけなところや 最終的には精神論に落ち着いてしまっているのが少々残念。 ただ、「LOHAS」や「エコ」という言葉が広く知られ一人歩きしだした今、 こういった事実も知っておいて損はないと思います。 どっちかに傾倒しすぎるのもどうかと思うので、 いろんな意見を見て自分の考えを持ちましょうってことでしょうか。 そういう意味では面白い本です。

Posted byブクログ