超・英文解釈マニュアル(2) の商品レビュー

かんべやすひろ(著者)

2014/03/23

　前著に引き続き、英文をパターンで分けて、構造を捉えようというもの。特に動詞の部分を取り上げて、動詞のはじまりが（助動詞とセットになったりして）９種類、動詞の後はＯかＣかの2種類しかないが、細かく分けると10種類、というもの。
　SVOとSVCしかない、というまとめ方で終わっていればある程度分かる。けど幾らなんでもそれだけでは、ってことで詳しく見てみると、結局「Ｖの直後は10種類しかない！」となっていて、やっぱり１０種類も覚えるの～、動詞は９種類もあるんでしょ～、となりかねない感じがする。さらにＯやＣが終わった後は「Ｏ／Ｃ以降の世界は？」という曖昧な「世界」という語でまとめられた章が最後にあり、「最後の詰めが甘いと今までの努力が無駄になってしまう」となっていて、もう英語が苦手な人にとってはキャパオーバーになるんじゃないだろうか。大学入試の英文がたくさん並んでいるが、結局これらの英文は解説されているパターンを見抜くだけのものであり、和訳に至るまでの詳しい語法の解説などすべて省略されているので、やっぱりあまりよくないなと思ってしまった。英語が暗記ではなく、正確に構造を把握する分析力が必要だということを教えてくれるという意味ではいいけれど。(14/03/23)

2013/05/18

SVCのCはbe動詞の後だから語呂合わせでABC...と、Cと呼ぶことにしたのではないだろうか、という説明があってずっこけそうになった。シャレにしてはつまらんし、真面目に言ってるならお前少しは勉強しろって感じだし。てか校正はいらなかったのかこれ。いいのかよこんなんで東進とか講師させて。。。

2010/12/28

英文を読むときにパート１とともに横においておき、知識を完全に血肉にしようと思う．よく体系化できている．

2009/10/04

英語を前から読んで行く方法を日本語の「てにはを」に当てはめてマニュアル化。内容は平易で言ってることは正しい。しかしコレだけでは難しい文章は当然読めません。