サブプライム危機はこうして始まった の商品レビュー
2008年、リーマン破綻の前に出版された本で、 金融専門の本では無く、ジャーナリストの手になるものです。 米国の持家促進政策(アメリカンドリームの一つ)と 無責任ブローカーの手により サブプライムローンが急拡大したと書かれております。 また、一般の債務者を救済せず、ベアスターンズ...
2008年、リーマン破綻の前に出版された本で、 金融専門の本では無く、ジャーナリストの手になるものです。 米国の持家促進政策(アメリカンドリームの一つ)と 無責任ブローカーの手により サブプライムローンが急拡大したと書かれております。 また、一般の債務者を救済せず、ベアスターンズを合併とはいえ 救済したことを批判しておりますが、リーマン破綻後の惨状を 知らない以上、これはやむを得ないかと。 住宅の差し押さえが進むと地域が荒廃して行く、という記述には 低所得者が無理な住宅取得→すぐに行き詰まって破綻 →ゴーストタウン化している街区 を見ているだけに いろいろ考えせられるものでありました。 サブプライムローンは高金利に移行する詐欺的な商品も 多かったと聞きますが、その後の条件緩和とかはどうなったのでしょうか。
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サブプライム危機の全容について分かりました。 書かれたのは経済学者ではなく、ジャーナリストですが、いろんな方の意見が盛り込まれており、良かったです。
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米国の根幹を揺るがした金融恐慌はなぜ起こり,今後の世界経済のどこまで波及するのか。サブプライム住宅ローンの崩壊およびその衝撃について概況を解説し,世界経済全体に及ぼしている影響についても論じる。(TRC MARCより)
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