心霊特捜 の商品レビュー

今野敏【著】

2012/10/16

題名がいけてないので余り期待していなかったが、なかなか面白かった。
軽い内容ではあるのだが、筆力で読ませる感じ。ディテールがよく考えられて、読んでいてはっとする瞬間が何度かあった。
荒唐無稽な話のはずなのだが、何故か現実にありそうに思わせてしまうところが凄い。
この人、何を書いても面白くしてしまう感じだ。

2011/12/11

怖い話は苦手なので、本格的にコワイとダメなので、1話目を速読して確認してから読み始めました。

短編6話。
Ｒ特捜班のユニークな4人と連絡係の大悟が事件にあたります。
霊が絡みますが、こわくなかったし、どちらかと言えば人情っぽい感じでした。
普通の刑事ものとは違いますが、面白かったです。

2011/11/28

設定やキャラクターは悪くないのに、全体的にあっさりし過ぎているのか物足りない。人魚姫は他の話に比べれば良かったと思う。
TVドラマにしたら面白くなりそうかな？

2011/11/08

題材はツボなのに、短編のせいかいまいち盛り上がらない。

もっと事件と心霊が絡んで話が何転にも転がって、登場人物ひとりひとりの絡みとかあったらよかった・・・。
残念。

2011/10/29

【感想ＭＥＭＯ】

幽霊が関係している事件の短編集だけど、とってもゆる～い。ちょっぴり切ないお話と言えば言えるけど、あらすじに書かれていたように、決してクールではない。
また、特殊な力を持つという面々も、あまり個性が出てなかったように感じたし、なによりも大悟くんの存在は果たして必要なのかな・・・・という疑問を持つくらいに、なんだか中途半端だと感じる主人公だった。

2011/08/04

図書館にて。
題名が題名だけに、犯人捜しより霊とのやりとりに主題がおかれていて、個人的にはそこがちょっと物足りなかったけれど、夫には好評だった。
Ｒ特捜班の面々が個性的で、霊との関わり方や考え方もまちまちで面白かった。

2011/06/28

STの心霊版？雰囲気は酷似。
心霊が絡むとは言っても、事件自体はちゃんとした刑事事件となっていた。派手な立ち回りもなく、おどろおどろしい展開にはほとんどならなかったが、その分現実味があって、警察小説としてもなかなかな感じになっていたと思う。
短編集であるためか物足りない感もあるが、サラッと読むにはいい感じかな。

2011/06/15

心霊って題名についてるわりには心霊要素が軽かったような…。
面白かったけど、もうちょっと足りない感じかなぁ。
『目撃者に花束を』が一番好きかな。

2011/05/30

心霊現象が絡む（と思われる）件を捜査するR特捜班。連絡係を務める大悟は怖いものが大の苦手である。

…読み物としては軽いなあ。

2011/05/05

実家に持ってこうと思って、薄めの本を借りたけど、結局持って帰らず、夜勤で読む。連作短編集。ライトノベルって感じ。大悟のように霊をかたくなに怖がる、というのはあんまりしっくりこないけど。しかし、鎌倉はほんとにそういう相談が多いのかしらん。数馬といい、鹿毛といい、比謝といい、こんな特殊？能力を持ってるのに、よく警察になったなー。まぁ、軽く読むにはいい感じ。