孤母社会 の商品レビュー

高濱正伸【著】

2022/04/28

孤母が生まれる仕組みについて、塾を長年続けている立場から、体験的にまとめられている。
この本があったからこそ、育休の仕組みは整ってきたのかもしれません。
人によっては、「内容が古い」と感じる可能性もあります。
また、花まる学習会をグーグルで検索しようとすると、「宗教」「気持ち悪い」と検索候補に出てくる理由もわかります。

2013/10/03

子育て観、母親観、教育観について、私に多大な影響を与えた。読んで良かった本と思える。親や家族との関係にちょっとでも「うんざり…」と感じたことがある人、「〜でなくてはならない」と思いがちな人呼んでほしいと思う本ですね

2012/09/19

自分の思い通りになる子供だけが好き、という条件付きの愛情ではなく、思い通りにならないからこそ可愛いと思う育児がしたい。

2010/12/01

お友達に紹介されたこの筆者の本。子育て本の中でも、また勉強になりました。
「子どもは外に出す（母からはなれて宿泊伴う）」主体的なやせ我慢合戦、小さなモテ体験などをして大きく成長し、新たな高みへいける。
「お母さんはご飯を作ることでお母さんになる。」聞くこと。いじめがあっても、家の中はいつも通りで子どもは安心。同情禁物。
「幸せ感じる心を育てる」きれいだねえ、すごいねえ、ふしぎだねえ、子どもの前で声に出す。
「叱るときは富士山で」厳しく、冷静に、短く。クレーマーのようにだらだら怒らない。
「大切なことはバランス感覚」毅然と言葉を返せる子に。バランス感覚→けんかをする→仲直り→折り合い。
「しつけ方法」習慣にする。毅然と。やらないという選択肢はないのよ、将来を考えたら当然でしょう。フォースとコンタクトが大切。最初に、一言で、大人の基準で。

興味がわいた方はぜひ読んでください！

2010/04/18

核家族化の広がりに伴い頼る存在を持たない母の苦悩とそれがもたらす子育てへの影響について書いてある。子育て・教育は子を持てば誰でも直面するがそれは仕事でなければ資格もないし（望まなければ）勉強する機会もない。だからこそこういう本によって子育て・教育に関する意識・情報を持つべき。一教師の一言で人生が好転した（と思われる）生徒の話は興味深い。