ヤクザに学ぶできる男の条件 の商品レビュー

山平重樹(著者)

幻冬社シリーズの焼き…

[文庫ＯＦＦ]

幻冬社シリーズの焼き直しである。まずヤクザが「できる男」なのかという問題がある。日本においてヤクザになるというのはおそらく「できなかった男」たちであろう。旧帝大卒のインテリ・ヤクザはこんな本は鼻で笑うだろうし……。あまり、というか、ほとんど価値のある本とは思えない。

2009/10/04

■購入理由

　ヤクザ好きの広告代理店の方にもらいました。

■読書目的

　興味本位。

■感想

　どの世界も、通じるモノがあるのだと気づいた。
　常日頃命をかけているギリギリの生活の中、
　いかに自分を磨いていくか、名を広げるか、
　切迫している中で、鍛える。
　今の俺はアマちゃんやなぁ。

■興味を持った箇所

　家庭という小さな城を築けない者が、出城を出せる
　はずもないし、それより大きなものも築けない。
　大きな家を建てるといったって、まずは杭を打って、
　土台をつくるもんだ。
　（P214〜P220）