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ヴェトナム新時代 の商品レビュー

3.8

16件のお客様レビュー

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2015/12/15
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

現代のベトナムの道程を知る。きな臭い。 強かな国民が我慢を重ねて作ってきた国は、きな臭い。興味深い。  さすがずっと中国という大国の圧力にさらされてきた土地だけあってグダグダな国だなと思いました。

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2014/07/17

逗子図書館で読む。期待はずれの出来です。ベトナム権力は、南部出身の政治家に移ったそうです。何故、北部ではなく、南部へ移ったのでしょう。そこら辺が知りたい。

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2014/05/23

教科書的な鳥瞰映像ばかりではなく、現地の知人の体験を例に挙げて、今のヴェトナムを切り取る視点はわかりやすい。数十年に渡って自国が戦場となった国、元の分断国家、そして共産国としての問題や悩みがこの国にもある。でも諦めず、つっかえながらも粘り強く、少しづつ前に進んでいく姿がヴェトナム...

教科書的な鳥瞰映像ばかりではなく、現地の知人の体験を例に挙げて、今のヴェトナムを切り取る視点はわかりやすい。数十年に渡って自国が戦場となった国、元の分断国家、そして共産国としての問題や悩みがこの国にもある。でも諦めず、つっかえながらも粘り強く、少しづつ前に進んでいく姿がヴェトナムらしい。アメリカと戦争して唯一勝った国、フランスや中国といった大国に2000年抗い続けて生き残った国のポテンシャルは、こういうところにあるんじゃないかと思った。

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2014/05/20

(2014/5/18読了)久々に「ザ・岩波新書」と言える骨太の新書を読んだ。21世紀のベトナム社会の概略を政治経済面から知るにちょうどいい良書だった。本書の刊行2008年以降の6年間でどう変化してきたのか知りたい!

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2012/12/26

現在のベトナムが抱えている社会問題に俯瞰するのに適した本です。経済発展著しい南のホーチミンか、政治都市・首都としてのプライドを持つ北のハノイか。ベトナム戦争の対立もあってか、南北の遺恨は至るところで見え隠れ。 特別目立った指導や著作がないため、ホーチミン主義はバズワードと化してい...

現在のベトナムが抱えている社会問題に俯瞰するのに適した本です。経済発展著しい南のホーチミンか、政治都市・首都としてのプライドを持つ北のハノイか。ベトナム戦争の対立もあってか、南北の遺恨は至るところで見え隠れ。 特別目立った指導や著作がないため、ホーチミン主義はバズワードと化していて、過度な神聖化が進んで一人歩きしている印象がありました。

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2012/08/10

ベトナム戦争以後のベトナムの歴史/政治/経済/文化について サッと概説された一書。 平易な文体でコンパクトにまとめてあり、非常に読みやすい。 社会主義国でありながら中国や北朝鮮とは また違った歴史をたどったベトナムという国が、 ベトナム戦争を経て現在どうなっているのかを知る 入門...

ベトナム戦争以後のベトナムの歴史/政治/経済/文化について サッと概説された一書。 平易な文体でコンパクトにまとめてあり、非常に読みやすい。 社会主義国でありながら中国や北朝鮮とは また違った歴史をたどったベトナムという国が、 ベトナム戦争を経て現在どうなっているのかを知る 入門書として適している。

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2012/08/03

ベトナムの政治経済体制を描いたものであり、そこに興味があればいいのであるが、旅行や留学に行こうという学生には物足りない。ビジネスマン向けの本ならばいい。

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2012/05/15
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

ヴェトナムの状況を学べる一冊。歴史そのものというよりは、歴史をテコに近現代を読み解く形になっています。筆者が現地で得た情報も多く、旅行記の様な面白さも持っています。 植民地時代からヴェトナム戦争、独立の流れに力が入っており、そこから現在の問題点や未来の展望を丁寧に書き出しています。「問題点」にはヴェトナムだけではなく強く関わりを持つ米中日を含み、理解しやすい印象を受けました。また、一貫して共産党の失態・欠点だけでなく功績を無視しなかった点も評価できます。この姿勢が通説とは異なるホー・チ・ミン考に繋がったのではないでしょうか。 対中、または東アジア外交を考えた時にこれまで以上に重要な国、ヴェトナム。今後の日越関係を考える上で、なかなか面白い一冊だったと思います。

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2012/01/29

ヴェトナム戦争の終結をサイゴン陥落とするならすでに戦後35年もの年月が過ぎ、ヴェトナムは新しい時代を迎えているように見えます。 しかしながら、本書を読んで戦争の後遺症の実態を知るとあの米国との戦争は今もなお遠い過去のものではないと思いました。 本書ではヴェトナム戦争のことからヴェ...

ヴェトナム戦争の終結をサイゴン陥落とするならすでに戦後35年もの年月が過ぎ、ヴェトナムは新しい時代を迎えているように見えます。 しかしながら、本書を読んで戦争の後遺症の実態を知るとあの米国との戦争は今もなお遠い過去のものではないと思いました。 本書ではヴェトナム戦争のことからヴェトナム独特の社会主義市場経済政策である「ドイモイ」、資本主義と共産党一党独裁という矛盾、そしてヴェトナム建国の父である「ホーチミン」再考などヴェトナムを知るうえでのトピックが簡潔に読みやすくまとめられています。 我が国日本にとって対中国という外交戦略においてもヴェトナムとのパートナーシップが欠かせないと思いますので、ヴェトナムと日本の関係についてふれたトピックも興味深く読めました。 観光ガイド本以外でヴェトナムに関する本でしたら、本書は入門としておすすめです。

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2010/11/15

この本も同じく隣国の経済構造を知り、今の日本を知るために読みましたが、非常に面白かったです。これからのポテンシャルにも期待持てますし日本はこの国と仲良くしなければいけません。いまネットメディアでは中国対立がありますが、そんな視点の人は是非読んでみてください。そしていろんな日本の努...

この本も同じく隣国の経済構造を知り、今の日本を知るために読みましたが、非常に面白かったです。これからのポテンシャルにも期待持てますし日本はこの国と仲良くしなければいけません。いまネットメディアでは中国対立がありますが、そんな視点の人は是非読んでみてください。そしていろんな日本の努力も見えてきますよ!

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