わたしの源氏物語 の商品レビュー
「女人源氏物語」執筆中の瀬戸内寂聴先生の源氏エッセイです。光源氏や女君たちが、これでもかというほど鋭く切り取られます。読めば「源氏物語」の勘所がよく分かりますが、またまた「源氏」を読み直したくなります。 私が読んだのは、1989年刊の単行本ですが、横尾忠則さん装幀のカバーは何故か...
「女人源氏物語」執筆中の瀬戸内寂聴先生の源氏エッセイです。光源氏や女君たちが、これでもかというほど鋭く切り取られます。読めば「源氏物語」の勘所がよく分かりますが、またまた「源氏」を読み直したくなります。 私が読んだのは、1989年刊の単行本ですが、横尾忠則さん装幀のカバーは何故か「源氏物語絵巻」の夕霧と雲居雁です。
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源氏物語のあらすじ、エッセンスに、筆者の考えを織り交ぜて 読みやすく、興味深く書かれた本。 光源氏のあまりにも浮気な振る舞いにイライラしてしまうが これがないとお話が展開しないし仕方ないか… 源氏が浮気をして紫上がヤキモキしているところへ 愛人の明石上や花散里から励ましの手紙...
源氏物語のあらすじ、エッセンスに、筆者の考えを織り交ぜて 読みやすく、興味深く書かれた本。 光源氏のあまりにも浮気な振る舞いにイライラしてしまうが これがないとお話が展開しないし仕方ないか… 源氏が浮気をして紫上がヤキモキしているところへ 愛人の明石上や花散里から励ましの手紙が届き、 紫上がムカっとするのが面白い。 1000年も昔の小説なのに共感できるところばかりで、 人間は昔から少しも変わってないんだと驚く。
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瀬戸内寂聴、私はその人を誤解していたと思う。彼女の著作を読破したわけではないから、こんな事を述べるのはおこがましいけれど、彼女のすべてがこの一冊に表されているような気がする。彼女の感性、知識、文章タッチ、世界観。なんて壮大で美しく、こんなにも私達の心を打つのだろう。
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娘と源氏物語の足跡を訪ねて、京都旅行をした帰りに購入して、新幹線の中で読みました。 入門書だと思って読むと良いかも! あさきゆめみし(マンガ)とセットでぜひ! なかなかです!
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2008年は 紫式部の書いた「源氏物語」が書かれて1000年。 部分的には知っていた「源氏物語」をこの機会に ちゃんと読んでみようと・・・ 「源氏物語」は54帖あります・・ まずは 寂聴さんのこの本から読み始めました・・・
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