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人斬り彦斎 の商品レビュー

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2009/10/04

 剣豪小説の大家、五味康祐の書いた男の一作。  幕末の人斬りとして恐れられた男、斬るといったら必ず斬った、幕末の暗殺者・河上彦斎、人呼んで『人斬り彦斎』。  元治元年の京都から、明治四年に斬首されるまでの、短くも熱い一人の男を描いた一冊。  事実や資料とは少々違っているところ...

 剣豪小説の大家、五味康祐の書いた男の一作。  幕末の人斬りとして恐れられた男、斬るといったら必ず斬った、幕末の暗殺者・河上彦斎、人呼んで『人斬り彦斎』。  元治元年の京都から、明治四年に斬首されるまでの、短くも熱い一人の男を描いた一冊。  事実や資料とは少々違っているところもありますが、それはそれ。  試しに手にとってみてください。退屈しない事、請け合いです。  歴史小説・剣豪小説が好きな人には勿論の事、幕末・新選組の好きな方にもお奨めの、必読物と言えるでしょう。

Posted byブクログ