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四年三組のはた の商品レビュー

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2009/10/04

赤ちゃんが生れる先生は子どもたちにとっては嬉しいことですが、お家の人にとっては少しがっかりというのが現実のようです。そんな現実から出発して、木村先生や木村先生の代わりの横山先生が一人一人の子どもたちをやさしく厳しく育てていく。そして、子どもたちは、出産という人間にとって最高の事業...

赤ちゃんが生れる先生は子どもたちにとっては嬉しいことですが、お家の人にとっては少しがっかりというのが現実のようです。そんな現実から出発して、木村先生や木村先生の代わりの横山先生が一人一人の子どもたちをやさしく厳しく育てていく。そして、子どもたちは、出産という人間にとって最高の事業を教師という身近な人に見ながらいろいろなことを感じ、考え育っていく。それを校長先生がとても温かい筋のとおった言葉で見守っていく。そんな話なのです。兄弟が少なくなって、母親から出産の大変さや素晴らしさを体感できなくなった現代の子どもたち、そして、若い教師の皆さんも、この物語から人間にとって大切なことを学んでほしいと思います。また、子どもはどんな時、どんな言葉で成長するのかを具体的に教えてもくれる本でもあります。

Posted byブクログ