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手づくりの国際理解教育 の商品レビュー

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2009/10/13

2009年夏、友人からもらった一冊。 ホーチミンの戦争証跡博物館で長崎原爆資料館の倍以上のショックを受けて帰国してから、読みました。 1981年に誕生した結合性双生児べトちゃんドクちゃんへの支援から始まり、日本とベトナムで築きあげてきている障害者支援・教育について、動向や現状が...

2009年夏、友人からもらった一冊。 ホーチミンの戦争証跡博物館で長崎原爆資料館の倍以上のショックを受けて帰国してから、読みました。 1981年に誕生した結合性双生児べトちゃんドクちゃんへの支援から始まり、日本とベトナムで築きあげてきている障害者支援・教育について、動向や現状がうかがえる本である。 枯葉剤に含まれるダイオキシンが原因で障害をもったと思われる多くの人々がいるベトナム。アメリカとの政治的関係を優先してしまい、そういった障害者への福祉施策が後回しになっている現状。障害をもった人々が生活しやすい社会をつくっていくために、支援してほしいと願うベトナム人。そういう現地のニーズに合った活動・支援を、1991年から毎年夏にセミナー形式などで行ってきている日本人の活動について、詳しく書かれている。 ヒューマニズムの観点で、・・・放っておけない!!

Posted byブクログ