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牧民の思想 の商品レビュー

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2010/06/11

[ 内容 ] 幕府の大老から藩の代官まで、中国伝来の『牧民忠告』を読んで考えた。 譜代大名として徳川体制を護持するには? ありうべき将軍像とは? 饑饉の時代に「民を牧(やしな)う」明君と、その手足たる民政官とは? 書物の読み替えをたどることで見えてくる、近世領主層の治政観の変遷。...

[ 内容 ] 幕府の大老から藩の代官まで、中国伝来の『牧民忠告』を読んで考えた。 譜代大名として徳川体制を護持するには? ありうべき将軍像とは? 饑饉の時代に「民を牧(やしな)う」明君と、その手足たる民政官とは? 書物の読み替えをたどることで見えてくる、近世領主層の治政観の変遷。 [ 目次 ] 序章 「平和」の世と「牧民之書」 第1章 「領主」の思想―近世前期・『牧民後判』・伊勢桑名藩主松平定綱の領主思想 第2章 あらまほしき将軍の治―「天和の治」・『牧民忠告諺解』・大老堀田正俊 第3章 朝鮮本の影響―近世日本の政治文化・密陽本と『吏民秘要諺解』『民間備荒録』 第4章 藩政改革の思想―天明期・『和語牧民忠告』・越後長岡藩家老山本老迂斎 第5章 代官の政治―天明期・『牧民忠告解』・尾張藩参政人見〓(き)邑と大代官樋口好古 第6章 「興国」のために―幕末・『牧民心鑑解』『牧民心鑑訳解』 終章 「牧民之書」と近代化 [ POP ] [ おすすめ度 ] ☆☆☆☆☆☆☆ おすすめ度 ☆☆☆☆☆☆☆ 文章 ☆☆☆☆☆☆☆ ストーリー ☆☆☆☆☆☆☆ メッセージ性 ☆☆☆☆☆☆☆ 冒険性 ☆☆☆☆☆☆☆ 読後の個人的な満足度 共感度(空振り三振・一部・参った!) 読書の速度(時間がかかった・普通・一気に読んだ) [ 関連図書 ] [ 参考となる書評 ]

Posted byブクログ