言いたいことが確実に伝わる17秒会話術 の商品レビュー
上司のデスク近辺にあり、お借りした本。 仕事上、いつのまにか互いの認識がズレていた事があり、そういった事を減らしたいと思い、読んでみました。 大変読みやすく、1時間弱で読むことができます。 よくある、ロジカルシンキング・フレームワーク・図解のノウハウ本の口頭版、といった感じで...
上司のデスク近辺にあり、お借りした本。 仕事上、いつのまにか互いの認識がズレていた事があり、そういった事を減らしたいと思い、読んでみました。 大変読みやすく、1時間弱で読むことができます。 よくある、ロジカルシンキング・フレームワーク・図解のノウハウ本の口頭版、といった感じで目新しい気付きは特にありませんでした。 ですが、久しぶりにこの手の本を一から読んだので、良いタイミングでの良い復習になりました。 人前で簡潔に話すのが苦手だと感じている方や、部下の話し方を改善させたいと考えているがどう指導したら良いか分からないという方にはおすすめ。 ただ、こういった話し方をプライベートでもしてしまうと、ややもすると冷たいとか、とっつきにくい印象を与えるかもしれないな、とも思いました。 特に女性の場合は。 私はいわゆるガールズトークの場でも、この話し方をしてしまう事があり、場を白けさせたり、見下してるかのように誤解されたりすることが時々あるので、要注意かなと。 また、読み終わって思ったのですが仮にこの本に書いてある伝え方を完璧に習得したとしても、受け手がそれを上回る天然さんでどんどん脳内変換をしていってしまう場合は、一体どうしたらいいのでしょう。 仕事上のコミュニケーションは、本当に難しい。 2015年12冊目。
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【感想】 ビジネスの現場で、上司・先輩からよく指導されるような内容を網羅的にまとめてある。 本書に書かれているようなテクニックは、誰かに体系的には教えてもらう機会は少ない。一方で、このようなテクニックを使いこなせていないと、上司、先輩、客先等から「何が言いたいか、わからない。」「結論から言え!」「主語は何だ?」といった指摘を受けることになり、自分と周囲のストレス要因になる。 コミュニケーションエラーによる不要なストレスを減らして、生産的な活動に集中するためには、本書に書かれているようなテクニックを意識して、自分のものにしていく必要がある。 社会人になりたての若い人等に、コミュニケーション力を高める入門書として勧めたい一冊である。 【概要】 〇言いたいことが伝わるポイント ・冒頭の17秒で、話の全体を俯瞰して整理した内容を伝える。 (17秒は、短期記憶の保持時間) ・その後、他の情報を補足的に伝える。 〇話がかみ合うポイント ・質問には直結する内容から答える。 ・会話のずれをなくすために相手の会話からキーワードを見つける。 ・話が逸れても本筋に戻れるように、話のキーワードをメモしておく。 ・お互いの認識を合わせるために言葉を定義する。 ・数字など具体的な言葉で伝える。 ・接続詞を正しく使う意識を持つ。 ・相手の反応を確認しながら話す。 〇話をまとめるコツ ・結論から話す。 ・他人から言われた言葉を第3者に伝えるときは、自分の表現に置き換える。(内容が昇華される。) ・漢字表現を活用する。(例:虎穴に入らずんば虎子を得ず)(これも内容が昇華される。) ・一文を短くすることを意識する。 ・文の後に間を置く。 ・聞き上手になる努力をする。(相槌、アイコンタクト、質問、キーワードの復唱、肯定的なフィードバックの心がけ等) 〇話したい内容を俯瞰し、17秒に整理する方法 ・階層をそろえる。(例:○○レベル) ・対比、因果関係、構成(グルーピング)で整理する。 ・時間の推移、段階ごとで整理する。
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話がうまく伝わらなくて悩んでました。 原因は「自分が話の内容を理解してない状態で人に伝えようとしているから」でした。 これからは話す物事の理解を深め、簡潔に話すことを意識して行こうと思いました。
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とにかく話す内容全体を把握してその上で俯瞰して話すのが大事ってのは分かった。雑談は結論がない方がむしろいいけど、ビジネスの上ではできる限り無駄をそぎ落として話す必要があるんだな
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我々の会話は噛み合わず終わることが多い。 本書は、なぜ相互の話が正確に伝わらないのか、伝えるにはどうしたらよいのか簡潔に説明している。 ビジネスシーンで上手くやるには、簡潔に言いたいことを伝えるのは重要なスキルだ。 学生のうちに、私は毎日トレーニングしていきたいと思った。
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どうやったら、職場のスタッフに分かりやすく報告ができるのかと悩んでいたときに購入した本。 頭で構成を組みたてながら、分かりやすく簡潔に伝える一歩を踏み出せた本。
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チェック項目6箇所。本著では話し方で悩んでいるビジネスパーソンに「誰でも確実に言いたいことが伝わるスキル」をご提供したいと思う。伝えるのが上手い人というのは、伝えたい内容が100の状態として、その100の情報を把握している人である。日本は世界でもっともハイコンテクスト(言語、価値観、経験など濃厚に共有)、つまり通じやすい環境がゆえに、自分の話が伝わるかどうかなど考える必要がなかった。メンタルモデルとはその人が持っている知識や経験、価値観であり、人はこのメンタルモデルをもとに情報を理解するのである。表意文字である漢字には一字一字に固有の意味がある、それが熟語や漢字表現を用いたことわざとなると話をまとめることだけでなく、文意にインパクトを与えることができる。漢字表現を用いるメリットは話をまとめることだけでなく、物事を客観的に細かく見て、的確にきちんと表現したい場合にもある。
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■話し方 1.自分の話が通じないのは、部下の理解力が低いのではなく、自分の話し方がわかりにくくないか?と自分に尋ねてみる。 2.話が長すぎる。一方的に話すから話が長くなる。 3.まとめ上手は聞き上手。
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本書の冒頭で 「システムエンジニアはコミュニケーション能力 なしでは成り立たない」 という記述があります。 私は、 「ビジネスパーソンはコミュニケーション能力 なしでは成り立たない」 と言ってもいいと思います。 とえらそうなことを言う私は、 話したいことがうまく伝わらない。...
本書の冒頭で 「システムエンジニアはコミュニケーション能力 なしでは成り立たない」 という記述があります。 私は、 「ビジネスパーソンはコミュニケーション能力 なしでは成り立たない」 と言ってもいいと思います。 とえらそうなことを言う私は、 話したいことがうまく伝わらない。 話している途中で、主旨がわからなくなってしまう。 といったことがよくあります。 みなさんはどうでしょうか。 本日ご紹介する本は、 伝えたいことをわかりやすく、 明確に伝える方法について 書かれた本です。 ポイントは 「17秒を目安にまとめる」 です。 聞き手も記憶ができ、 簡潔に表現できるのが 17秒です。 全てを17秒で伝えるということではなく、 話をする前に、 今から話すこのと全体を相手に伝えるために 17秒を目安にして、話の俯瞰した内容を まとめてみるということです。 「正確な情報伝達と人間関係の構築」 コミュニケーションで大事なのは 正確な情報伝達ですが、 いくら正確なことを言っても 言っている人が信用できなければ 相手は聞く耳を持ちません。 情報伝達には、日頃の人間関係の構築も 大切なことです。 「まとめ上手は聞き上手」 話を俯瞰して上手にまとめられる ということは、 他人が話している内容も上手にまとめられる ということです。 相手自体が言いたいことの考えが まとまっていなくても こちらがそれをまとめてあげることで 聞き上手な人にることができます。 「重要な情報と些細な情報」 整理できていない話というのは よく聞いてみると、 重要な情報と些細な情報がごっちゃに なっています。 話している当事者になるとそれがわからなくなり どうでもいいような些細なことを 一生懸命説明していることがよくあります。 その話は目的に対して重要かどうかを常に 第三者となって意識することが大切です。 このように、自分自身を客観視することを 「メタ認知」といいます。 ぜひ、読んでみてください。 ◆本から得た気づき◆ ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ システムエンジニアは、コミュニケーション能力なしでは成り立たない 伝えるのが上手い人は、伝えたい内容の100%情報を把握している 頭の中の情報を把握するには、話の内容を俯瞰する必要がある 「簡潔に伝える」=17秒を目安に、俯瞰した内容をまとめてみる 曖昧な表現は相手を混乱させる 営業や販売の場面では、相手のキーワードに反応することがとても重要 原則、1つの話題が終わったら、相手は理解してくれたかどうか、興味をもったかどうか確かめよう まとめ上手は聞き上手=話がまとめられるということは、相手の考えもまとめられる 整理できていない話=伝えたい重要な情報と、些細な情報がごちゃごちゃになっている 人の話を聞きながら、「この話をまとめると、こういうことだろう」と意識できるようになればレベルが上がった証拠 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ◆目次◆ 第一章「言いたいことが伝わらない」にはこんな原因があった 第二章「「言いたいことが伝わる」にはこんなヒミツがあった 第三章「言いたいことが伝わらない」のはこんな話し方だった 第四章「話がかみ合う」にはこんなポイントがあった 第五章「話をまとめる」にはこんなコツがあった 第六章「話を整理する」にはこんなやり方があった ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ◆マインドマップ◆ http://image02.wiki.livedoor.jp/f/2/fujiit0202/0b47794451242ef6.png
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著書は、大学卒業後、兼松パーソナル・サービス国際文化事業部部長を経て企業向け語学研修機関である㈱パンネーションズコンサルティンググループを設立し、現在は自ら講師として活躍している。 著書には「ロジカルコミュニケーション」「ロジカルライティング」「会議力」等多数。 能力以前に円...
著書は、大学卒業後、兼松パーソナル・サービス国際文化事業部部長を経て企業向け語学研修機関である㈱パンネーションズコンサルティンググループを設立し、現在は自ら講師として活躍している。 著書には「ロジカルコミュニケーション」「ロジカルライティング」「会議力」等多数。 能力以前に円滑なコミュニケーションがとれるか否かが仕事の生産性と直結しており、コミュニケーションの重要性は増すばかり。 本書では、そんなコミュニケーションのひとつとsいての話し方で悩んでいるビジネスパーソン向けに「誰でも確実に言いたいことが伝わるスキル」を17秒という重要なキーワードで説明されている。 17秒で話すという明快なゴールを設定し、話をかみ合わせる・話をまとめる・話を整理するという観点から具体的なスキルを以下の6章にわたり紹介されている。 ①言いたいことが伝わらないにはこんな原因があった ②言いたいことが伝わるにはこんなヒミツがあった ③言いたいことが伝わらないのはこんな話し方だった ④話がかみ合うにはこんなポイントがあった ⑤話をまとめるにはこんなコツがあった ⑥話を整理するにはこんなやり方があった なぜ17秒に著者がこわだりを見せるかというと ①「ブラウン・ピーターソンパラダイム」における短期記憶の実験においても15秒~18秒を境に、記憶した情報は劣化し、忘却されていくとあり、17秒を超えたあたりから冒頭の言葉から順に忘れていくことになるという研究 ②著者が長年、完結に話すスキルの習得方法の研鑽を重ねてきて実感している長さ の2点からその重要性を説明している。 本書を読んだだけではもちろんその話し方をマスターすることは出来ない。しかし、論理的な会話術とは何かということを理解するきっかけになったのは事実である。 全ては練習が必要であり、理解しただけでは大きく不足しておりそれを日常生活で実践できるまで自分の力に落とし込むことが必要である。 人との会話だけではなく、著者がいうようにテレビのニュース、討論番組や国会答弁を見ながら・聞きながら自分なり話をまとめたりその真意を考えながら練習していくことが求められる。 日常生活においてもビジネスシーンにおいても効果的な会話術はますます重要になってくる。他のビジネススキルと切り離すことのできないスキル。もう一度自分の会話術を客観的に見直して改善していく機会を与えてくれた一冊。
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