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斗満の河 の商品レビュー

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2件のお客様レビュー

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2018/07/29

高田郁さんの「あい」に描かれた夫、関寛斎のことがもっと知りたくて読みました。 歴史や時代を詳しく織り込みながら、関寛斎の一生を描いた長編小説です。全財産を投げ打って、73歳で北海道開拓に乗り出した様子が詳しく書かれていたので興味深く読みました。原始林を歩き通す様子、冷たい斗満の川...

高田郁さんの「あい」に描かれた夫、関寛斎のことがもっと知りたくて読みました。 歴史や時代を詳しく織り込みながら、関寛斎の一生を描いた長編小説です。全財産を投げ打って、73歳で北海道開拓に乗り出した様子が詳しく書かれていたので興味深く読みました。原始林を歩き通す様子、冷たい斗満の川での沐浴など、その頑健な体と、最後まで信念を貫こうとする精神力に圧倒されました。あいを失ってから、その信念も貫けなくなりますが、その後の陸別の開拓史にも興味が湧きました。

Posted byブクログ

2015/12/13

高田郁さんの「あい 永遠に在り」、大作でした。関寛斎に寄り添うあいに感動しました。泣かされました。。。 乾浩さんの「斗満(トマム)の河 関寛斎伝」、大作でした。妻のあいを思う寛斎の心に感動しました。また、泣かされてしまいました。。。<貧しくとも志を高くもてば心豊かなり。まごころを...

高田郁さんの「あい 永遠に在り」、大作でした。関寛斎に寄り添うあいに感動しました。泣かされました。。。 乾浩さんの「斗満(トマム)の河 関寛斎伝」、大作でした。妻のあいを思う寛斎の心に感動しました。また、泣かされてしまいました。。。<貧しくとも志を高くもてば心豊かなり。まごころを持って人に接すれば、人は応えるものなり。> 晩年、子供から財産相続訴訟を起こされ、辛かったことと思います・・・。(服毒自殺 享年83)

Posted byブクログ